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新潟もんのひとりごと アーカイブ

2007年10月15日

はじめまして

はじめまして、こんにちは。
10月1日付け、新潟市東京事務所に赴任しましたSと申します。
新潟市サポーターズ倶楽部のメールマガジン担当になります。
前任のKさんに代わりまして一生懸命がんばりますのでよろしくお願いいたします。

さて、早速ですが、赴任早々新潟へ戻りまして、去る10月6日に今年で第3回目を迎えますサポーターによる自主事業、「サポーターズ・ツアー」へ参加させていただきました。
「女将」こと日下部幹事のもと、昼はアルビ観戦から始まり、今年は田中屋本店「みなと工房」さんでの笹だんご作り体験、そして秋の夜風が気持ち良いウォーターシャトル「ベアトリス号」での会食と、参加されたサポーターの方々につきましては、「新潟」をたっぷり満喫されたことと思います。
私はウォーターシャトルから参加させていただきましたが、みなさんの「新潟」を想う熱い心に若干感動すら覚え、「私も新潟もんであることを誇りにして生きていかなくては!」と改めて新潟もんに目覚めさせられた思いがしました。

また、この熱をもっともっと広めたいなぁと思いました。

お恥ずかしい話、担当になってから分かったのですが、新潟市サポーターズ倶楽部の入会資格は

【愛すべき新潟市を勝手に応援する人】
【おいしい新潟市を誰よりも堪能する人】
【美しい新潟市をとことん楽しむ人】

ただ、これだけです。
難しいことは全然無いんですよね。年会費も無料だし。
ぜひ気軽な気持ちで、サポーターの方がもっともっと増えたらいいなと思います。
たとえば今回のような集まりでは、サポーター同士でも知り合いになれるし、みなさんいろいろなお仕事、ご活躍をされている方々ですので、こんな機会でもなければ聞けないお話が聞けたり、そういうことも大きな魅力です。
まだ参加されたことのない方はぜひ次の機会に参加されてみてはいかがでしょうか。
そして新潟市サポーターズ倶楽部をさらに盛り上げていきましょう!

2007年10月24日

芸術の秋

サポーターズのみなさん、こんにちは。
日増しに寒さが増す今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
新潟育ちの私も寒いのは苦手ですが、秋の空気は澄んでいて気持ちがいいし、気分もシャキッとして、私は大好きです。
冬が来る前に、清清しい秋を存分に味わいたいと思います。

さて、先日、ノイズム東京公演へ行ってきました。場所が渋谷のため、待ち合わせはお決まりのハチ公前。事務局の上司と、会場であるBunkamuraへ向け、いざ出発。てくてく、ぐるぐる・・・着きません。なんと二人とも方向音痴という、お互いに今後のことがとっても不安になる瞬間でした(笑)

何とか会場にたどり着き、いざ開演です。

あっという間の2時間弱でした。正直なところ、内容は芸術性が高くて、自分がどれだけその世界観を理解できたかは自信がありません。でも確かに心が動いて、感動しました。今まで使われることなくずっと錆び付いていた私の芸術に対する感性が刺激されたような気がしました。内容が理解できなくても、何か感じることが必要だと、自分に甘い解釈ですがそう思います。

これからはもっと芸術や文化に触れる機会を増やし、時間やお金を自分自身に投資してみてもいいのかな、とも思いました。一回飲みに行くのをやめれば、こんなすてきな「芸術の秋」を体感することができますもんね。(飲みに行くのも大切ですが)

そんなことで、その日はちょっと高尚な自分になれたような気(錯覚)がして、とっても自己満足な秋の夜なのでした・・・。

それから、新潟も「世界の東京」という舞台でも決して劣ることのない素晴らしい公演を送り出すことができるまでになったんだなぁという、誇らしい気持ちでいっぱいになりましたよ!

このたびのノイズム東京公演もサポーターズの方々をご招待させていただき、春の公演に引き続きたくさんのご応募をいただきました。ありがとうございました。後日「よかったよ」というメールもいただいており、事務局一同、とても嬉しく思っております。

次の機会にもどしどしご応募くださいね!(りゅーとぴあさん、またよろしくお願いしますぅ)

2007年11月07日

東京モーターショー

みなさん、こんにちは。

先日東京モーターショーへ行ってきました!「2年に一度」という限定性にめっきり弱い私は混雑を予想しつつも、いざ出発!

「ネタづくりのための仕事の一環」という断りにくい文句で職場の上司(前回も登場)を誘い、とある駅で待ち合わせ。しかし、乗っているはずの電車から降りて来ません。なんと上司は反対方向(職場方向)の地下鉄に乗っていたのです!そんなにお仕事が好きなんでしょうか(笑)見習わなくてはいけません。

会場へ向かう電車の中から、既にすごい人混みです。老若男女、方言やら外国語やら、いろいろ聞こえてきます。それだけ人気のショーなのかと、すでにテンションが上がります。押し合い圧し合い、とりあえず人の流れに乗って会場へ到着しました。

会場も大変な混雑でしたが、ミーハーな私は数々の「カッコいい」車に大はしゃぎ。メーカーとか車種とか、ほとんど知識はないのですが、ただ「カッコいい」だけで充分!どれもとても手の出ないお値段ですが、妄想するのはタダ。妄想の中でいろいろな車を乗り回しましたヨ。中には試乗できるものもあり、記念撮影もパシャリ。「商用車」「部品」なんていうマニアックなブースもありました。こども向けのモータースクールもやっていました。ちびっ子が一丁前にミニバイクに乗っていて、とても可愛かったです。

全部見終わった時にはぐったりでしたが、夢のような空間に浸れて大満足でした。
宝くじ当たらないかなぁ。。。

それからちょっとお仕事の話をすると、今回の東京モーターショー、イベントとして参考になることがありました。それは休憩場所がたくさんあること!当たり前のようですが、これはとても大切なことです。ベンチもたくさんあるし、自販機もたくさんあります。ちょっと疲れたなぁと思うと、ちょうどいい具合に休憩場所があります。やはり広い層のお客さんに来てもらうために
はこういう気配りが大切だと思います。実際、ご年配の方や子連れのファミリーが休憩場所で疲れを癒して、また笑顔で会場に戻っていました。

こういう良いところはどんどん新潟市のイベントに取り入れ、参考にしていくといいなと思いました。
サポーターズの皆さんも、新潟市開催のイベントにご参加いただいた際など、もっとこうしたらいいよとか、どんどんアドバイスをいただけるととても嬉しいです!特にイベント上手の首都圏にお住まいの方々のご意見はとても参考になりますので、ぜひよろしくお願いします!

2007年11月21日

新潟は雪国じゃない

みなさん、こんにちは。

日増しに寒くなってきました。
週間天気予報は東京と新潟が並んで出たりしますが、東京はずっと晴れマークなのに新潟はずっと雨マークで、その対照的な感じが悲しい気もしますが、日本海からの冷たい蒸気を越後山脈にぶつけてすべて落としていると思えば、太平洋側に住んでいる方々は日本海側の方々に感謝してもらわないといけませんねぇ(笑)

さて、そんな天気予報も手伝ってか、新潟に対するイメージはやっぱり「寒い」「雪国」というのがとても多いようです。東京は全国から人が集まっていますので、新潟が他県からどう見られているのかという情報が飲み会の場所などで簡単に取りやすく、おもしろくもあるのですが、反面あまりに現実とかけ離れたイメージを持たれていることに、びっくりすることもあります。

私は以前、学生時代に東京に在住していましたが、そのときもやはり本気で「冬はスキーで学校へ通うのか」と聞かれ激しく否定したことがありますが、あれからかれこれ10年くらい(歳が分かるのでぼかします)、新潟も政令市になったことだし、だいぶイメチェンしているだろう!と思っていたのですが、残念ながらあまり変わっていないようです。

新潟へはスキーで湯沢へ行ったことがあるという方が多く、やはり上越のあたりのイメージがそのまま新潟市のイメージにもなっているようです。川端康成の「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」という名言も、ここでは悲しいかな、新潟市の誤ったイメージを植えつけているようです。

でも新潟市がまだまだ間違ったイメージを持たれているということは現実です。小さなことからコツコツと、「新潟(市)は雪国じゃない!」と東京で地道に伝え続けます。それがクチコミで広がり、近い将来、イメージが変わる(正しくなる)ことを夢見て・・・今日も伝道師のように頑張る私なのでした。

この場を借りて、サポーターズの方々へもクチコミ発信をよろしくお願いします!

2007年12月05日

東京メトロ事情

みなさん、こんにちは。

私は毎日U楽町線で通勤しています。地方から上京している人なんかは特に、あの超満員の通勤電車がどうも慣れないとか、それが苦痛で仕方ないといった方も多いようですが、私は結構、というかとても楽しくて仕方ありません。(!)

というのも、無趣味な私の唯一の趣味が人間観察なんです。となれば、こんなかっこうの空間はありません。

もみくちゃにされ、ノイズム並みにからだをくねらせながら、僅かな空間を見つけて、そこから垣間見える人をじーっと観察します。

最近気になった人物は、これは東京に限らず近頃どこでも見受けられるようですが、車内でメイクをする女性です。マナー的にはあまりよろしくないのでしょうが、私にとってはその「ビフォー・アフター」ぶりがひとつのショーのようで、とてもおもしろいです。
先日はなんと!化粧水のパッティングから始める強者がいまして、これはさすがに新潟にはいないと思いながら興味津々、すっぴんからバッチリメイクまで、結構なお手並み拝見でした(^^ゞ人の事を言えませんが、女の人って化けますねぇ。

それから、先日○漢に遭いました(T_T)人間観察に集中できず腹が立ちましたが、現実にはドラマのように勇敢な電車男が現れることもなく、結局何の反撃もできず敵は降りてゆきました・・・。「ネタにしてやる~!」という思いが私を救い、グッと我慢できましたが。

そして、もう一つの電車の中の楽しみは吊り広告です。人間観察がひと通り終わると今度は吊り広告を眺め始めるのですが、数ある広告の中で私が一番心を奪われるのは旅行ものです。最近は寒くなってきたので温泉宿の広告がよく目に付きます。大自然の中に湧き出る温泉の写真を見ているだけで、リラックス~♪人混みでもみくちゃにされながら見上げるその広告は「行きたくなる」こと請け合いです。JRの切符とセットになった、首都圏から行きやすいコースが紹介されていますので、新潟の温泉も宣伝してもらえるようにJRさんや岩室温泉観光協会さんにかけあってみようかな。

今後『東京メトロ事情』がシリーズ化され、(不)定期連載されることをどうぞご期待ください(^o^)丿

2007年12月19日

年末のご挨拶

みなさん、こんにちは。

早いもので今年も残り二週間をきりました。そしてこの「新潟もんのひとりごと」も今年は今回で最後の配信となります。

10月からこのブログを担当させていただいたわけですが、私のつたない「ひとりごと」にお耳を傾けていただき、大変ありがとうございました。来年もネタ探しに精を出し、ネットに乗せて大きな声でひとりごとを呟かせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、先日新潟へ帰省していた時に、ちょうど新潟市出身の映画監督・李相日さんの講演会があり、行ってきました。李相日さんの代表作品『フラガール』は、作品の名前や日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞したことは知っていたのですが、実はまだ観たことがなく、講演会を聞く前にやはり映画を観ておいたほうが10倍楽しめるだろうと思い、DVDを借りて観てみました。人気作品ということで、一週間レンタルがまだできません。期待を膨らませ、いざ観賞・・・涙あり、笑いあり、そして最後はやはり涙ぽろぽろ。まだご覧になっていない方のために詳しいストーリーは省略しますが、自分の生まれ育った故郷やそこに暮らす家族のために田舎の少女たちが一生懸命フラダンスを覚え、最後は観た人の心に勇気と感動を与えるような立派なプロのフラガールに成長していく。そんな少女たちの健気な姿に心を打たれましたぁ(ToT)

感動の涙を流すのは、泣いた後も清清しく、今流行の「デトックス効果」絶大です(^^♪年末年始のDVD観賞にいかがでしょうか、オススメです。

さてさて、ただの自評になってしまいましたが、そんなわけで監督の講演会も予想通り10倍楽しむことができました。まだ若い寡黙な感じの李監督でしたが、このような才能の持ち主が新潟市出身ということで、また一つ新潟の宝物を見つけたような気持ちになりました。質問コーナーで新潟を舞台とした映画撮影のご予定は?という質問が出ましたが、「震災で被害に遭われた人たちに元気になってもらいたい。新潟には思い入れも深く、気にかけている。良い題材があれば。」とのお返事をいただきました。監督は決して地域のPRのために映画撮影をするのではないとのお話でしたが、フラガールやハワイアンセンターという地域の宝が光を浴びて、結局それが地域の知名度・魅力度アップにつながっていると思いますので、新潟市の魅力ある題材をこれからどんどんPRして、新潟で映画を撮りたいという気持ちになってもらえるように頑張っていきたいと
思います。

それではみなさま、改めまして今年も大変お世話になりましたm(__)m来年も新潟市サポーターズ倶楽部運営に変わらぬご支援、ご協力をいただきますよう、心からお願い申し上げます。

お身体に気をつけ、良いお年をお迎えください。

2008年01月09日

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。
ことしもサポーターズの皆様のお力添えをいただきながら、新潟市の情報をどしどし提供させていただき、一緒に新潟市を盛り上げていけたらいいなと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、皆さんはこの年末年始をいかがお過ごしだったでしょうか。わたしは首を長~く長~くして楽しみにしていたこの年末年始を、なんと!ノロウイルスとともに明け暮れることとなってしまいました。とほほ。

明日で仕事納め♪という日、これから始まる大型連休にワクワクしながらも、なんとなく朝から気持ち悪いなぁ・・・。なんとかやり過ごすも、夕方にはついにダウン。

早速病院へ行くとノロウイルス判明(ToT)

せっかくの連休をこんなことで潰したくなーい、と薬を飲んで早めに就寝。「ノロ」ってなんとなくかわいい名前だし、ウイルスの動きも「ノロ」そう・・・なんて、若干あなどっていたのですが、熱がぐんぐん上がり、お腹も背中も全部痛い!!これではとても寝ていられず、ひとり布団でうなっていました。
こんなとき都会での一人暮らしは過酷です。体温計も無い、冷えピタシートも無い、あれも無い♪これも無い♪で、まるで昔流行った吉幾三の歌です。

翌日も朦朧とした意識の中で過ごし、夕方から気になってきたのが帰省の新幹線です。年末が近づくにつれて混雑が予想されます。多少無理してでも座って帰りたいと思い、さらに実家に帰れば家族が優しく看病してくれるかもしれないという期待もあり、気合で新幹線へ乗り込みました。

無事新潟へたどり着くも、結局その後も具合は良くならず、ずっと家でおとなしく過ごす羽目に。楽しみにしていた甥っ子との再会も「うつる」とすげなく兄夫婦に断わられ、私が転勤するときは確かに寂しがっていた祖母も「うつる」と姿を現さず・・・。

優しく看病してくれるはずの家族も朝起きるとすでに姿はなく、みんなで楽しく「新潟の台所・寺泊」へ。夜は、食べられない私を横目に、うにやらカニやらパクパク食べています。

こんな悲しい(T_T)お正月でしたが、たくさん休んでたくさん寝て、充電はバッチリです(^o^)丿

皆さんもノロウイルスに気をつけて、元気な一年をスタートさせてくださいね!

2008年01月23日

ニイガタ検定

みなさん、こんにちは。

さて、下記の「新潟NEWSアラカルト」でもご紹介しますが、今年も新潟市観光・文化検定「ニイガタ検定」が3月9日に開催されます。お申し込みの締め切りが今月25日までと迫っていますが、みなさん、もうお済みでしょうか。なんて、私も早く申し込まないと(*^_^*)

今年から3級に加え、より深い知識を問う2級が新設されました。お恥ずかしい話私は昨年受験していませんので、今年検定デビューです。本当はこっそり逃れたかったのですがまさか上司が見逃してくれるはずもなく、しぶしぶ・・・いえ喜んで挑戦させていただきます(ToT)/一気に2級ゲット!となればカッコいいのですが、及び腰の私は勘弁していただいて3級からの挑戦です。今年は新潟の酒に関する蘊蓄を知って楽しむ検定「新潟清酒達人検定」というのもできました。そっちのほうは得意分野なんですけど。「ニイガタ検定」は、生まれ育った土地のことを意外に知らないという盲点をついた、こわい検定だと思います(^^ゞ

さて、手始めに自分の現在のレベルを知ろうと、実行委員会のホームページで試せる「模擬試験」を受けてみました。新潟生まれの新潟育ち、それなりに年輪を重ねています。そこそこ答えられないと恥ずかしいなと思いつつ、いざスタート!3択かと思いきや、まさかの4択です。そして結果は…。新潟といっても合併して大きくなったんですねぇ。(言い訳?)3月はまだ先だと思っていましたが時間がありません。このままでは志望校が難しいと担任の先生に宣告されている高校3年生の3学期の状況です。どうやらテキストを買って真面目に勉強しないとダメみたいです。とほほ。

今年も昨年に引き続き東京会場を設ける予定です。仲間が多いと心強いので、サポーターズのみなさんもぜひ挑戦してみてください。久しぶりに受験生の気分を味わうのも悪くないですョ(^^ゞ「サクラサク」かなぁ…。咲いたか咲かないかは聞かないでくださいね。たとえダメでも勉強したことは無駄にならないと自分を励ましながら頑張ります。キットカットを片手に。

2008年02月12日

雪道にご注意

東京に雪が降りました!積もるんですね~、東京も。
朝起きると一面銀世界。年末年始に新潟へ戻った時も市内はほとんど雪がなかったし、今年はこんな光景は見れないと思っていたので、ちょっとう・れ・し・い(*^_^*)やっぱり新潟っ子なんだなぁ・・・。
でも今年は特別らしいですね。たしかに私が学生時代にこっちに居たときはこんなに積もった記憶がありません。1年目の冬に、身構える私をよそにたいして寒い思いもせずに春がやって来て、拍子抜けした記憶があります。
ロングコートもロングブーツもこっちでは防寒というより冬のファッションアイテム。お店で売っている冬靴も、滑り止めが付いていないものが多いことにビックリ。ついつい裏側チェックをしてしまう私にとってはカルチャーショック。新潟では多分売れ残りです。

一番荒れた日は休日だったので、一日中家でゴロゴロ。温かい室内から見る雪景色はサイコー♪なんて、私はのんきにしてましたが、テレビも一日中その話題で、慣れない積雪に転倒し、ケガ人が2百人以上出たとか、公共交通機関も止まったり遅れたり、大変なことになっていたようですね。我が家は大通りが近いのですが、たしかに救急車がちょこちょこ出動していたようです。店頭で見かけた裏側つるつるの靴を思い出しながらみんな大丈夫かなぁと心配するも、東京の人と違って自分なら転ばないだろうと、ちょっと余裕な私。

さて、出勤の日。
やはり降る時は降る新潟とは違って、立ち直りが早いというか、さすが東京、雪もだいぶ落ち着いて少しちらついている程度です。でもこんな日が一番滑りやすいと思いながら慎重に家を出ます。足もとに気をつけながら、慎重に・・・つるっ! えっ!?!?・・・新潟出身の私が、新潟育ちの私が、靴がギザギザの私が・・・一生の不覚(+o+)!あまりのショックに仰向けのまましばらく呆然としてしまいました。

寒いところ出身であろうと、靴がギザギザであろうと、おごれるなかれ(ToT)みなさんくれぐれも雪道、とくに溶けた氷には気をつけましょう。「すべる・・・転ぶ・・・」ニイガタ検定がこわい、私でした。

2008年02月27日

東京メトロ事情 その2

みなさん、こんにちは。今回は不定期連載「東京メトロ事情」をお届けします。

さて、一言で「東京の地下鉄」と言っても一体何種類あるんでしょうね(^^ゞ
ボーっと電車内の路線地図を見ながら、最近やっと「東京メトロ」と「都営地下鉄」は別物のようだと気付きました。これではいつまでたっても路線図が手放せません。出口を間違えてとんでもない地上に出たり、違う路線の改札に進入して駅員さんにご迷惑をかけたり。相変わらずエヘヘと笑ってごまかす毎日です。「マタニティマーク」というのができましたが、「田舎者マーク」はありませんか。

今思うと新潟の路線は単純で良かったなぁ。

でも地下鉄は路線ごとに色分けがしてあり、とても便利です。そのおかげで覚えられた路線の一つ、O江戸線は紫色!佃煮の「江戸むらさき」とかけて、ばっちり覚えました(^^♪

数ある地下鉄の中でも私のお気に入りは、O江戸線や日B谷線といった、地下深く掘っている路線です。エスカレーターを降りて、また降りて・・・いったいどこまで掘り下げるのかと思うほど深いです。地下深く、一匹のアリンコと化した私は、いつもどこかに秘密の通路やシェルターがあるのではと、大人げない妄想に取りつかれワクワクしてしまいます。

地下鉄は雨風には強いですが、残念なことに人身事故や時間調整などで、結構止まることが多いですね。それでも私が利用しているU楽町線は止まることが比較的少ないようで、助かっています。

先日、仕事帰りに停電があり、電車内のライトも消えてしまいました。その時はさすがに止まるかと思いましたが、なんと「ただいま停電しております・・・が、このまま運転を続行いたします」と冷静なアナウンス。安全面が大丈夫であればあまり止まってほしくない私にとって、U楽町線は合格です(^^)/
それに、停電した電車も幻想的でなかなか良いものです。まるで夜空を駆け上る銀河鉄道999・・・このまま宇宙の彼方まで・・・♪と、美しい幻想もつかの間。現実にそこにあったのは暗闇に浮かぶ携帯電話やDSの光の数々・・・。みんな顔が照らされて、怖かったです。蒼い顔も怖いけど、この状況でゲームに夢中になっていることが怖い。というかそこまでいくとお見事(^^ゞ?

今後も(不)定期連載「東京メトロ事情」をお楽しみください。

2008年03月12日

受検

みなさん、こんにちは。

ニイガタ検定の勉強を「頑張ります」宣言の後・・・頑張ることなくあっっという間に日々が過ぎました(ToT)/テキストのニイガタ検定キャラクターの男の子と目が合うたびに「早く勉強したほうがいいよ」と親切に教えてもらいながら、聞こえないふりをして言うことを聞かなかった私。新品同様のテキストを、ただ毎日お守りのように持ち歩いていました…。
しかし、ついに検定前日。現実逃避も、もはやこれまでと観念し、やっとお尻に火が付いて勉強開始。

荒れ模様ならまだしも、春ウララな土曜日。世の中の人がみんな幸せそうなのに私は一人猛勉強。誰のせいでもない、自分のせい。落ちたらネタにはなるけどシャレにはならない(;O;)そんなおそろしいプレッシャーの中、とにかく一通りテキストを読んで、当日は首を洗って表参道・ネスパスへ。

新潟会場ではなんと2千人以上が受検したとか。東京会場も今年は3級・2級ともそれぞれ30人くらい受検していたようです。お年寄りから児童までいましたが、みんな同じ緑色のテキストを持っているのがほのぼのとした雰囲気です。別に合格者数の枠があるわけではないのでお互いライバルというわけでもなく、同じ新潟市を愛する者同士、こういう同志的な試験はいいですね。

さて、いたって真剣な空気の中、まさか鉛筆を転がすわけにもいかず、私も必死に回答。本当に試験を受けるなんて何年振りか・・・。これさえ終わればおいしいビールが待っていると、その思いだけで頑張りました。そして答案用紙を提出した後の解放感!テキストの男の子も「がんばったね」と言っているようで・・・。うるうる。

結果はどうあれ今日は飲むぞ~!と帰ろうとしたところ、あるじゃないですか、そこに新潟の地ビールが。ネスパスには新潟物産店があるのです。まるで解放感に浸る受検生がここでお金を落とすことを見込んだような会場選定(*^_^*)

テキストでパンパンのため鞄に入らず、おしゃれな表参道の街なかを、ビニール袋で地ビールとおつまみを揺らしながら家路を急ぐ私でした♪(ちなみにおつまみの一部は新潟市赤塚産のキムチ風味タクアン「キムタク」です。)

2008年03月25日

bjリーグ観戦

先日、新潟アルビレックスBBの観戦に行ってきました。対「東京アパッチ」@有明コロシアム。
遅ればせながら、これが今シーズンの観戦デビュー。しかもアウェーでの観戦は人生初のことです。
大きな声で応援して後ろからヤジが飛んできたらどうしよう。目立たないようにしていないと・・・。

会場に到着すると、仲間を発見!新潟交通のバスが見えました。敵地で仲間を見つけるってすごく嬉しい。急に気が大きくなった私。ホームならたくさんの観客が応援してあげられるけど、アウェー戦は応援に行きたくても行けない人がたくさんいるはず。恥ずかしがったり、気後れしている場合じゃない(>_<)
私が頑張らないと!!まるで自分がアルビサポーター代表のような勘違いモードで、息巻いて入場。

広い会場の中、オレンジ色の一角を発見。う~ん、早速アウェーな光景(*^_^*)でも少数派でも応援は負けていません。選手入場の時から、アルビのほうが大きな拍手です。新潟の応援はすごい、とよく耳にしますが、本当にそうですね。ただ観戦しているのではなくて、選手と一緒に戦っているっていう感じがします。

試合中は、周りに合わせて真似して声援。あまりルールが分からないため、たまに見当違いなところで「イエーイ」などと言ったりしながら、とりあえずシュートが決まったら大きな拍手。応援グッズが何も無いのが失敗でした。途中手が痛くなりましたがこの少数派で一人でもサボったら何だか負けてしまうような気がして手を叩き続けました。

第1クォーターは競っていたものの、第2、第3と雲行きが怪しくなり、結果は79-93。負けてしまいましたぁ(;O;)私の(観戦)デビュー戦は残念な結果になってしまいましたが、お気に入りの選手(ギャル曽根、あ、ギャリソン選手)も見つかったし、ちょっとハマリそうです。

今回はユニフォームも着ずに頼りないサポーターでしたが、次はオレンジ色を身にまとい、グッズを持って態勢を万全にして応援に行きます♪

2008年04月09日

お花見

みなさん、こんにちは。

4月から事務局長(編集長)が変わりました。まだあわただしい雰囲気の事務局ですが、今年度もよろしくお願いいたしますm(__)m

さて、春ですね~(*^_^*)
少し前になりますが、今年は「春一番」が吹き荒れましたね。「春一番」てピンク色のかわいいイメージですが、今年はとんでもなかったです。キャンディーズもビックリの大暴れでした。

私の住む土地は東京といっても比較的自然が豊かなところ。畑も多いので砂が吹き飛び、髪はぼうぼう、グロスはジャリジャリ、コンタクトは痛いし、最悪でした。

でも嵐の後には素晴らしい春が待っていました。
東京の春はまさに「春ウララ」。ポカポカしていて幸せだな~、平和ボケしてしまいそうなほど穏やかです。

先日、千鳥が淵へお花見に行ってきました。ピークを1週間過ぎていたようですが、ちょっと葉桜なところがかえって趣があってよかったです。

夜のお堀は妖しげで幻想的で、風が吹くと花びらがハラハラと水面に落ちていく光景はなんとも情緒深いものです。
妄想好きの私は平安時代くらいまでタイムスリップし、木舟に揺られ月を見上げながら「いとをかし」とつぶやくのでした。

それにしてもびっくりなのが、ここでも東京の人は行列をつくっているのです。お花見コースを、列をなしてぞろぞろ。新潟では考えられないことです。しかも警備員さんの「写真を撮ると後がつまります!桜は目に焼き付けてください!!」との(ご親切な)アドバイス。意識して目に焼き付けるのは初めてのことです(^^ゞ

それからまさかの「飲食禁止」の張り紙&アナウンス。お花見といえばシートを敷いてビールでカンパ~イ!の感覚の私は相当がっかりしながら、でもおかげで、毎年「花より団子」になってしまうお花見とは違った、正しい(?)お花見を体験することができました。

東京では終わってしまったお花見も、新潟へ追いかければもう一度楽しめます。新潟では例年通り「花より団子」のお花見を楽しもうかな。(結局?)

2008年04月21日

久しぶりの新潟

先日、久しぶりに新潟へ戻りました。
北上した桜を捕まえられれば良かったのですが、どうやら数日遅かったらしく、逃げ切られてしまいました(;_:)
それでもりゅーとぴあや白山公園の辺りは花びらが少し残っていて、雨に濡れた桜もまた、新潟らしくてよかったです。

さて、我が家へ向かう道すがら、西区内を走るバスを見かけました。
バスの側面に「茶豆三姉妹」というレアキャラを発見!西区が誇る新潟の名産品、茶豆がこんな立派な姿になって・・・。笑顔の茶豆三姉妹は一瞬のうちに私の目の前を通り過ぎて行きましたが、そのジモッティーなキャラが、あ~ふるさとに帰ってきたんだなぁと、とても実感させてくれました。
どうやら区ごとに特色あるイラストを路線バスに描いているようです。

そんな新発見もありましたが、新潟のいいところ「再発見」もありました。
それは東京には無い新潟のいいところなんですけど・・・スーパー銭湯が身近にあることですぅ(*^_^*)
お風呂好きな私は、露天風呂やジェット風呂など、いろんな湯船にゆっくり浸かれるスーパー銭湯が大好き!新潟にいた頃はちょこちょこ気軽に行っていたのに、東京ではあまり見かけませんし、見つけてもとっても値段が高いです。

ずっと行きたかったスーパー銭湯へ行って、リラックス♪
やっぱり新潟はいいなぁ。少し車を飛ばせば本物の温泉にも入れるし。こっちに居たときは当たり前に思っていたことも、それってすごく贅沢なことだったんですね。

なんでも揃う東京も、無いものはスーパー銭湯とすじこのおにぎりだけ!?

久しぶりの帰郷もあっという間に帰京の時間に。
ちょうど白山公園でお祭りをしていたので、しとしとと雨の降る中、新潟の味「ポッポ焼き」を求めて列に並びました。肌寒い中手にしたポッポ焼きは素朴な味だけど懐かしくてやっぱりおいしい。

ちょっと里心がついてしまう帰郷でしたが、夏に茹でたてのおいしい茶豆を食べるという新たな目標を持って、新幹線に揺られながらビールとポッポ焼きを手に日常へと戻る私でした。

2008年05月13日

にいがた花ジャックin横浜

今年も「にいがた花ジャック」が横浜で開催されました。
花ジャックは「にいがた花絵プロジェクト」の一環で、球根育成のために摘み取られてしまうチューリップの花を、花絵にして再利用しようというエコな企画です。

今年は花絵のスタッフのお手伝いをすることになり、おかげで花絵を楽しむことができました。

時は「みどりの日」。花絵にぴったりの日です。会場は桜木駅前。今年は横浜開港150周年を記念して誕生した横浜のキャラクター「たねまるくん」が花絵のモデルです。当日はたねまるくん本人も登場です!朝まだ抜け殻のたねまるくんを見かけた時は「まさか私があの中に。」と嫌な予感がしましたが、横浜のスタッフが中に入ったのを見届けてホッ。横浜のキャラクターだしね、と安心したものの、新潟のチューリップキャラクター「ちュちュマン」が来ているかなと不安な気持ちで見渡しましたが抜け殻は見当たらずちょっとホッ。ごめんね、ちュちュマン。今日は暑いから(*^_^*)

さて、予定通り私は花絵の監視のお仕事です。ボランティアの方が一生懸命作った花絵の監視です。おりしもチューリップ泥棒という物騒な事件が各地で相次ぐ中、私が花絵を守るぞ~~と、今年はなんと12万本ものチューリップを使ってスケールアップされた、大きな大きな花絵の監視開始です。

祝日で駅前ということもあり、本当にたくさんの方が新潟の花絵に目を止めていただきました。この中にサポーターの方もいるかな、と思いながら見ていました。

さて、ちびっこに大人気のたねまるくんの足取りにも疲れが見られてきた頃、お昼です。

午後からは赤レンガ倉庫の会場へ向かいます。こちらは駅前の「楽しい花絵」と違って、モードでアーティスティックな花絵です。花絵以外にもチューリップを使ったさまざまなアートが空間に広がり、おしゃれな演出です。こっちは屋内ということもあり監視をしているとお客さんの話し声がいろいろ聞こえてきます。「新潟のチューリップなんだねー」という、なんていうことのない会話がすごくうれしくて、こうやって地道にPRしていけばいつか「チューリップといえば新潟」といってもらえる日が来るのかな、なんて思いました。ほかにも「新潟って意外と近いんだよね」「チューリップって富山だと思っていたけど新潟のほうがすごいの?」などなど、うれしい言葉がたくさん聞こえてきました。中には「村おこしかい」と聞かれ、政令市にもなったことだし、せめて「町おこし」と言ってほしいなーなんていう場面もありましたが(^^ゞ

今年はたまたま仕事で行きましたが、新潟の花ジャックはおススメです。
来年も行きたいと思います。今年見に行かれたサポーターの方も、行けなかった方も、来年横浜で会いましょう。花絵の監視以上に人間観察に精を出していそうなスタッフを見かけたら声をかけてください。

2008年06月11日

地方名品セレクトショップ

先日新聞で、東京・青山に地方の食料品や工芸品を取り揃えたセレクトショップがオープンしたとの記事を読み、面白そうだなぁと思って早速出掛けました。

今回の私の目的は工芸品です。工芸品というとシブい感じがしますが、田舎を離れ東京砂漠で暮らす私にとっては人のぬくもりが感じられそうな工芸品がとても魅力的に感じたのです。しかも、機械で大量生産された製品に囲まれた生活を送る今の時代、なんとなく今流行りの「エコ」にもつながるような気がしませんか(*^_^*)

場所は表参道駅から徒歩1分の、小路をちょっと入った静かな一角です。赤い看板が目印です。地方の銘産品を取扱うといっても、よくある物産展とは違って、青山という場所に馴染んだおしゃれなインテリアショップといった風情です。

早速店内をのぞくと、外観と同じくすっきりとしたおしゃれなディスプレイになっています。
どうしても物産展的なごちゃごちゃしたイメージを持ってしまうのですが、見事に予想を裏切られました(^^ゞ
数ある名品の中からセレクトされた精鋭たちが、まるで全国大会で勝ち残った代表選手のように間接照明の中で誇らしげに並んでいます。

お店に来るまでは新潟の工芸品も(当然)あるように思っていたのですが、甘かったかもしれません。この選び抜かれた感じは(-_-;)・・・ちょっと不安になり「新潟産」というプレートを必死に探しました。

ありました!三条市の工芸品でしたが、この厳しい選抜の世界で市にこだわっている場合ではありません。新潟県の工芸品があっただけで、すごく嬉しかったです(*^^)v

いろいろと吟味した結果、私は生活にエコを取り入れようと、金沢の漆塗りのお箸を購入しました。(本当は新潟漆器の「萬代箸」が欲しかったのですが・・・。)「マイ箸」というのをやってみようかなと思います。ちょっと高かったですが、お気に入りの箸にすればうっかり置き忘れるってこともないですよネ。

さて、このお店、楽しみはこれだけではありません。なんと2階のダイニングカフェでは全国から取り寄せた特産品を使ったお料理が食べられるんです。
お米が新潟産でなかったのが大変残念ですが(ToT)、おそばや栃尾の油揚げなど、新潟の特産品もメニューにちらほら見られました。

このお店は定期的に商品を入れ替えるそうなので、今後もっともっと新潟の銘産品の良さを知ってもらって、新潟の品物が増えていけばいいなと思いました。

とてもオススメなこのお店、皆さんもぜひ足を運んでみてください。

2008年06月24日

東京メトロ事情 その3

東京メトロに仲間が増えました!
その名もご存じ、「副都心線」です。
新宿・渋谷・池袋の3つの副都心をすべて通る副都心線。
そのまんまだという声が聞こえてきそうなこの名称、覚えやすくていいじゃないですか。
イメージカラーは茶色。ちょっと地味だという声が聞こえてきそうなこのチョイス、大人ぽくていいじゃないですか。

さて開通初日、偶然(^^ゞ渋谷に用事ができまして、副都心線に乗りました。(本当はこの日を待ちに待っていましたぁ!)
駅の構内はすべてが新しく、まだおろしたての新しい匂いがプンプンします。しかも副都心線は私が大好きな地下深い路線です。エスカレーターを降りて、また降りて・・・。一匹のミーハーなアリンコはキョロキョロ。ほかのアリンコたちもみんなワクワクしているようです。(一緒にしてすみません。)

ダイヤも順調で、あっという間に渋谷に到着。
渋谷の駅前では開通祝賀イベントが催され、街はさらに盛り上がっています。デパートでは開通記念セールが開かれ、テンションの上がった私は「めでたいめでたい」とまんまとお金を落としてしまいました。いてて。

帰りも順調にメトロは走り、「快速」に乗ってしまえば本当に我が家まで近いのです。といっても実は自覚無く快速に乗ってしまい、びゅんびゅん流れゆく景色(地下鉄の壁)を見ながら、浮かれ気分だったは私は一気に天国から地獄へ。いったいどこまで連れて行かれるのかハラハラ・・・はぁ、(最寄り駅に)停まってよかったぁ(;O;)

そんな「開通万歳!(^^)!」気分の週末でしたが、問題は週明けでした。
朝も夜もラッシュの混雑が一段とひどいのです。私の愛用のU楽町線は副都心線の開通によりダイヤが大きく変わり、本数も減ってしまったのです。
新しいダイヤが軌道に乗っていないせいもあり、よく電車が止まります(;_:)ぎゅうぎゅうの車内で缶詰にされたり、途中の駅で発車まで待ちぼうけをくわされるのは、かなりの忍耐が必要です。暇つぶしに人間観察をしてみても、みんな「超ブルー」な顔をしているばかりです。それでもみんな怒鳴ったりしないでじーっと我慢しているU楽町線は、やっぱり私の大好きな路線です。
がんばれU楽町線。

というわけで、私は副都心線の恩恵も被害(?)も受けた当事者といったところでしょうか。副都心線の開通で東京メトロも一応全線が出揃ったとのことですが、在京中にメトロの完成に立ち会えたことはちょっとした時代の目撃者みたいで嬉しいことなのでした(*^_^*)

2008年07月09日

蒙古襲来

辛いものが大好きな私。
実は相当な自負があり、向かうところ敵なしナリ(^u^)
あの制覇した時の達成感がたまりません。

辛いもの好きというのはどんどんエスカレートするもので、私も最初はおそばの七味、お刺身のわさび、とんかつの辛子などをちょっと多めに、というところから始まりましたが、そのうち唐辛子・胡椒・ラー油などの辛い調味料をたっぷり使った激辛料理を自宅で作るようになり、そしてついにはネットで「東京 激辛 チャレンジ」と検索するまでに至っています(^^ゞ

店頭でも「地獄の」とか「炎の」などというフレーズが見えるとファイター魂が燃えてきます。
特に夏は辛いものが無性に食べたくなります。寒い時に体の中から温めるのも良いですが、暑い時にあえて食べる激辛料理は健康と美容にも良いしサイコーです(*^_^*)

さて、東京にいる間に激辛と称されているお店をひと通り制覇したいと思い、最近はもっぱらネットで検索して激辛店巡り。
先日見つけたのが「蒙古タンメン」です。みそラーメンのうえに激辛麻婆豆腐が・・・。う~ん、おいしそう。
唐辛子系は得意分野だし、軽くクリアできそう。かかって来るナリよ(^v^)

お店はうわさ通りの人気で、外まで長い行列ができています。排気口から出る匂いがすでに辛くて、期待感が高まります。行列の中に高校生や女性を見かけると、やめるなら今のうちだよと余裕な私(^_^)v
いよいよ順番が回ってきました!メニューはたくさんあって、私は星5つ(辛さマックス)のラーメンが食べたかったのですが、連れの友人に制され、不本意ながらも王道の「蒙古タンメン」(星3つ)を注文。「大丈夫なのにぃ\(-o-)/」

いよいよ、ラーメンがきました!いっただきま~す♪
ほら、全然大丈夫!野菜の甘味が出ていて、おいしい、おいしい。

・・・ん? ひょぉぉぉぉ(;O;)か、辛い・・・。ファイヤー

それでも、激辛通を自負する私は意地で完食。唇を真っ赤にしながら、隣で同じく唇を赤くしている友人に「おいひぃね」。
負けず嫌いの私。

蒙古襲来に遭った二人はフラフラしながらお店を出て、相変わらずの長蛇の列から聞こえてきた高校生の「あの人、すごい汗かいてる」。
く、くやしい・・・。
ちょっと二日酔いだったんだもん。ちょっと体調が悪かったんだもん。違うもん・・・。
負け惜しみの言葉を心で叫びながら、激辛通の看板を下ろす危機にさらされた自信喪失な一日でした。
次はカレーでリベンジ、です。

2008年07月22日

新潟古町芸妓in表参道

「新潟市関連ニュース」でも紹介しましたが、先日、東京・表参道に古町芸妓がやってきました。
表参道の街中を新潟のアンテナショップ・新潟館ネスパスまで練り歩き、そこでPRイベントをするというもの。いままで本物の芸妓さんに会ったことのなかった私は、さっそくカメラ片手に芸妓さんたちに会いに行きました!

実は今回のイベント、「ネスパス」「表参道」というキーワードばかりが頭にインプットされていた私は、練り歩きの起点である駅を「表参道駅」だとばかり思い込み、表参道駅前に陣取り、じーっと芸妓さんたちが到着するのを待っていました。

しかし、ふと「東京駅から表参道駅まで、路線が不便だな」と、東京に赴任してからよちよち歩きで覚えた路線図を頭に思い浮かべて間違いを発見!
「原宿駅」だった(-_-;)!

慌てて原宿駅へ向けてダッシュ!
出発するところから見たかったので、くしくも真夏日のうだるような暑さの中、一生懸命走りました。
ぜえぜえ。

到着予定の5分前になんとか原宿駅に間に合った私は、汗ダラダラでもワクワクしながら改札口をじーっと見つめていました。いつも通りの混雑の原宿駅。皆まさかこれからこの場に新潟芸妓が現れるなんて全く予想もしていないのでしょう。芸妓さんたちが現れた時の人混みのざわめきがどんなものか楽しみだぁ(*^_^*)きっとすごくキレイなんだからびっくりしないでね!

・・・と、予定時刻をしばらく過ぎても一向に芸妓さんたちの姿が改札に現れません。東京駅から一本なのにおかしいなぁと思った私は、また間違いを発見!
東京駅からはタクシーで移動するんだったぁ(-_-;)!
そりゃそうだ、あの衣装で山手線はキツイよ、とほほ。ちょっと考えればわかることなのに。私のバカバカ(>_<)
あたりをキョロキョロすると駅の外の方が騒がしいようです。

いました、芸妓さん!予定通りとっくに到着していたようで、メディアも一般の方もひと通り到着ショットは撮り終わった模様。もう出発しそうな感じでしたが、私も慌てて一枚パシャリ。原宿駅をバックにした古町芸妓。このミスマッチショット、すごく貴重だと思いませんか。ふー、間に合った。

汗だらけで異様な達成感に満たされている私が目に入ったのか、ひとりの芸妓さんがツツと寄ってきて手に持っていたパンフレットをそっと差し出しました。小さくて白いお顔、つぶらな瞳、そして小鳥のさえずるような声で「中越地震の復興キャラバンですぅ」。

か、かわいい・・・。

すっかり魅せられてポーっとした私は、暑さも吹き飛びました。沿道からは「きれいだね」「若いね」「新潟美人だね」といった言葉が次々と聞こえてきます。一躍その魅力に取り付かれすっかりマネージャー気分の私は鼻高々でネスパスまでずっと後をついて行きました。写真を撮っていた人たちは汗だらけの一般人が一人、ずっとフレームに入り込んで邪魔だったかもしれません。すみません。

その後も休みなくパンフレットを配ったりインタビューに答えたりと大忙しの芸妓さん。
真夏日にあの衣装を着て常に笑顔でいるのはとても大変なことだと思います。新潟にもそういうプロがいること、そして何より芸妓という文化があることをすごく誇りに思います。

途中さぼってネスパスで「もも太郎」を買い、かじりながら感心して芸妓さんたちを眺める私でした。

2008年08月12日

日本海夕日コンサート

日本海夕日コンサートに行ってきました!
今年で早23回目を迎えるこのイベント。日本海と夕日に近い街・西区で育った私にとって、夕日コンサートはまさに夏の風物詩。大人になってからは足が遠のいていたのですが、今年久しぶりに出かけてみました。

すでに帰省ラッシュが始まっている、新幹線の賑やかな車内。
若い家族連れは、新潟のおじいちゃん、おばあちゃんの元へ。
競馬新聞を読んでいるおじさんは、新潟競馬場へ。
そしてビーチサンダルの私は夕日コンサートへ。
それぞれのワクワクした思いを乗せて、新幹線は走ります。

まずはコンビニで買い出しです。
ビールにチューハイ、枝豆、おにぎり!遠足みたいで、楽しー♪

海岸に着くとすでに場所取りの行列が。
慌てて最後尾に並び、シートを敷いて、待ちきれずカンパ~イ!!

海風が心地良い、ちょうどいいお天気です。

数時間前までは東京に居たのに、もう新潟の浜辺で佐渡を眺めている。新潟と東京って近いなぁ。

ほろ酔いですっかりシートにお尻が落ち着いた頃、いよいよ開場です。

気が付くと私たちの後ろには長蛇の列!これならかなり良い席がゲットできるかも!?こうした席取り合戦にも恥じらいを感じなくなったことを少し恐ろしく感じながら、アリーナ席をめがけてイソイソと(我先に!?)移動。予想以上に良い席をゲットした私たちは大満足(^^)v

コンサートも、感動の涙が度々こみ上げてくるほど、とっても良かったです。
Best Partnerが一気に会場を盛り上げ、夕日コーラスキッズのかわいい歌声が続きます。「今、地球が美しい~♪」という歌詞に、早速ウルウル(;_;)私たち大人が美しい地球を残さなくちゃいけないなーとしんみり。
馬場俊英さんは優しい笑顔と歌声で会場を癒してくれました。稲垣潤一さんは私たち世代のまさに青春!という感じだし、地震で被災した新潟の人々を励ましてくれた平原綾香さんのジュピターも、透き通る声が素晴らしかったです。「新潟大好き!」って言ってもらいましたヨ(*^_^*)
そして出演者全員で最後に合唱した「翼をください」。少し哀愁漂う、でも希望も感じるあの曲は、いつ聴いても感動を呼びますね。

翌日は「翼をください」がグルグルと頭から離れないまま、束の間の新潟の楽しい思い出を胸に、帰路に着く私でした。
来年も来よっと!

2008年08月25日

ヴァイオリン・リサイタル

主に首都圏で様々な活躍をされているSC会員の皆さん。都合が合う時は私も顔を出して公演などを拝見させていただいているのですが、行きたくても行けなかった!という会員の方のために、ご報告がてら今後は感想を書いていこうかなと思います(^^♪

先日、サポーターズ会員でヴァイオリニスト・関口智子さんのヴァイオリン・リサイタル東京公演に行ってきました!

会場の舞台には高校の同窓会一同から贈られたと思われるお花がどーんと飾ってあって、ふるさとを離れて活躍する人にとって、ふるさとや地元ってやっぱりあったかいものだなーと、ちょっとジーン。

演奏が始まると、会場は一気に関口さんの世界に引き込まれます。
黒岩悠さんの素晴らしいピアノ演奏とともに、軽やかに、時に激しく、見事に弾き上げる様子に、まさに息をのむ感じで聞き入ってしまいました。

そして関口さんから初めて挑戦すると聞いていたレスピーギのヴァイオリン・ソナタ。その曲に入る時は、私まで少し緊張。低い音と高い音を操る、素人から見てもとても難しそうな曲でしたが、見事な音色できれいに弾き終えた時は、会場の拍手も一段と大きかったようです。

そして、最後に嬉しい演出が。
なんと、新潟にゆかりのあるあの名曲、「千の風になって」のサプライズ演奏です。そして良かったら皆さんも一緒に歌いませんか?という企画。
プロのヴァイオリニストとピアニストの演奏で歌えるなんて、たしかにこんなに貴重な機会はめったにありません!
でもちょっと恥ずかしいかも、とモジモジしていたのはどうやら私だけ!?
演奏が始まると皆さん大合唱。しかも歌詞カードを見ていない人まで!「千の風になって」はもはや日本人の心の歌と言っても過言ではない地位を確立したのかもしれないなー、と思えた光景でした(+o+)!

そしてお盆を間近に控えた時期ということもあり、私もなんだか亡くなったおじいちゃん、おばあちゃんなどに思いが巡り、気づいたら大合唱!ちょっとポロポロ涙が出そうなほど、入り込んでしまいました(;_;)

歌い終わったときは会場が一つになった感じで、観客と一緒に楽しもうとする関口さんの、温かく手作り感いっぱいの演出がとても嬉しかったです。

そしてお帰りの際はなんと!新潟のおせんべいのお土産付き。
東京にいながらこんなに新潟風味満載なコンサートを味わえるなんて・・・。
次の機会もまた絶対来よう!と思いました。
関口さん、素敵な夏の思い出をありがとうございましたm(__)m

2008年09月08日

事務所引越し

サポーターズ倶楽部事務局でもある新潟市東京事務所が9月に引越しをしました!といっても同じ建物の同じフロア。しかも隣の部屋に、なんですけどね(^^ゞ

政令市になって2年目、人員も増えて、それまでの事務所が手狭になってきたのです。

平成16年に、当時はまだ政令市の準備室として設立された新潟市東京事務所。設立当初から使用していた旧事務所は、新潟市の中核市から政令市へという大きな節目を迎えた場所でもあります。

人がすれ違えないような細い動線もある事務所でしたが、先客がいると遠回りをして別の通路を通るという見えないお約束のあった事務所。住んでしまえば都だったので、離れるとなるとやはり少し寂しいものです。

そして大変なのが引越し作業です。
まだ夏の暑さが残る中、平均年齢高めの作業部隊が作業を開始します。
私も最初は張り切りますが、次第に軽めの荷物をこっそりチョイス。頑張っている他の人を見てちょっと罪悪感。で、また頑張るのですが、そのうちまた軽い荷物を狙う。その繰り返しです(^^ゞ

脛を打ったり、指を挟んだり、軽傷者が続出する中、事務局長が差し入れてくれた栄養ドリンクで気合いを入れながら頑張ります。
普段「しょったれ」な私の机も、この機会に要らない書類の処分&雑巾がけでスッキリ。

それにしても平面図では確かに納まっていたはずのレイアウトが、実際やってみるとなぜか納まらない。不思議です。

あれこれ試行錯誤した末、何とかレイアウトが完成。

達成感に包まれる傷だらけの戦士たち。

まだあまり整理されていない棚の中身は気にしないこととし、また、部屋の片隅に積み上げられた書類はとりあえず今日は見えないこととし、何とか週明けから業務が始められそうなまでに体裁は整ったようです。来週から、きれいにしまーす(^^)/

今日のビールは美味しいゾ。負傷した脛をさすりながら家路を急ぐ私でした。

2008年09月22日

瀬戸内寂聴さん講演会

第3回【安吾賞】受賞者に、瀬戸内寂聴さんが決定しました!
サポーターの皆さんには9月18日付けのメルマガ号外と郵便でも案内済みですが、来月6日に東京で受賞者発表会が開催されます。
皆さん奮ってご出席ください。参加申込みの締め切りは29日までです!

さて、先日横浜で寂聴さんの講演会があり、拝聴に伺いました。寂聴さんは紫式部の「源氏物語」の現代語訳で有名ですが、今年がなんとその源氏物語の1000年紀にあたるということで、今年は日本中で源氏物語が注目され、源氏物語ブームが到来しているようです。

寂聴さんも今年は各地で講演会が続き、とても多忙な日々を送っているようです。御歳なんと86歳!とてもそんな御歳には見えません。\(◎o◎)/!

寂聴さんのお話しはユーモラスで、少しシニカルで、会場は笑いが絶えません。特に「女性」というものを客観的に観察し、かつ同じ女性として同じ立場でお話ししていただけるので、男性はもとより、女性にとって特に面白くて共感の得られる内容なのではないでしょうか。

そして笑いの中にも現代人が忘れかけている「愛」の話、日本が世界に誇る「源氏物語」が実は日本人が一番読んでいないという、耳の痛い話。
本当にあっという間の講演会が終わり、最後は盛大な拍手の渦です。

女性の強さやかわいらしさをすべて持っている寂聴さん。私もこんな女性になりたいと思いました(*^_^*)

源氏物語は決して難しいものではなく、老若男女誰でも楽しめる恋愛長編小説だとおっしゃっていました。私も構えずに、気楽に読んでみようと思います。

そして質疑応答の時間には、なんと!安吾賞の話題になり!(^^)!、
「このたび私、新潟市から安吾賞をいただくことになりました!」

「安吾賞って、何?」1千人余りの観客がざわざわ。

「安吾賞とは、作品に対して贈られるのではなくて、その人がいかに反骨精神で生きているかに対してなんだけどネ。」

また会場に笑いの渦。

それは「新潟市の安吾賞が何たるか」が、1千人余りに一気に知れ渡った瞬間であり、鳥肌が立つほど嬉しい瞬間でした。寂聴さん、本当にありがとうございます。

ますます、来月の安吾賞受賞者発表会が楽しみになりました!今度はどんなお話が聞けるのかとても楽しみで、ワクワクしています。ちなみに、寂聴さんの若さの秘訣はこの「ワクワクすること」だそうですよ!

2008年09月30日

歌舞伎観劇

サポーターズ会員で歌舞伎俳優・澤村伊助さんの東京公演へ行ってきました。

歌舞伎初体験の私はワクワクしながら会場に向かいます。会場の周りには着物を着たご婦人がちらほら。髪も美しく結い上げて、なんだかとてもいい香り。
女性が着物を着ているのはやはり良いものです。ジーパンで来た私はKW\(◎o◎)/!?

さて、いよいよ開演です。歌舞伎ビギナーの私も、その華やかで迫力ある舞台にすっかりハマってしまいました。

最初に役者さんが笠を外した時の、これぞ歌舞伎!という化粧に、会場からは大きな拍手!
私もその最初のインパクトの強さに、がっちりハートをつかまれました。
「よっ!」

そして続く常盤津連中「釣女」で、いよいよ澤村伊助さんの登場です!
伊助さんは女役の役者さんで、今回は上ろうという役どころです。
伊助さんの憂いを含んだ表情とはんなりとした仕草が、なんとも言えぬ艶っぽさです。
「よっ!伊助っ!」

次の幕は「番長皿屋敷」。
番長皿屋敷と聞くと、「1ま~い、2ま~い・・・、あと1枚足りな~い、しくしく」というセリフがまず思い浮かびますが、今回の芝居は怪談ではなくあくまで純愛ドラマです。
愛する播磨の心を試すため家宝のお皿を割ったお菊は、疑われたことに怒った播磨に手討ちにされますが、お菊は男の真心を知り、喜んで死んでいくというストーリーです。「他に方法はなかったの」と思わずお菊につっこみたくなるストーリーではありますが、現代人に純愛の尊さを思い出させてくれる作品でした。

最後は「勢獅子」という、その演題からも想像できるような、楽しいお祭りの舞台です。
舞台の出演者が全員登場して様々な踊りを披露するのですが、伊助さんはやっぱり華があります!
大勢の中でも、そこだけ一際、オーラがあるんです。

夢のような時間もあっという間に過ぎ、会場を後にした私は江戸時代から平成時代へタイムスリップ。

歌舞伎の素晴らしさを教えていただいた澤村さん、ありがとうございました。
これからもずっと応援していきたいと思います(^-^)!

2008年11月11日

学祭で新潟市PR

新潟市は首都圏大学交流事業として、首都圏の大学学祭に出展することで新潟市のPRを行っています。
今年も5大学で出展しました。その中で武蔵野美術大学の学祭「芸術祭」にあそびに行ってきました。

ここが東京かと思われるような緑豊かな武蔵野の玉川上水沿いを、秋晴れの木漏れ日を受けながら、てくてくと歩いて大学へ向かいます。
緑と土の清々しい匂いに囲まれながら、土の上を歩いたのはどれくらい振りかしら、なんて考えます(*^_^*)

武蔵野は私にとっても、懐かしい青春の場所です。大学時代は鞄に教科書やテニス道具を詰め込んでよくこの玉川沿いを歩いたものでした。
もっと都心の大学がよかった、なんてよく学友と話していたものですが、今思えば緑豊かなとても良い環境にいたのだと思います。
大学時代の友人と思い出話に花を咲かせながら、いよいよ武蔵野美術大学に到着です!

武蔵野の普段は閑静な住宅街に今日は大勢の人が集まり、学祭は大いに盛り上がっていました。レゲエからポップな音楽まで、あちらこちらで思い思いの格好をした学生が踊ったり歌ったり。フリマや模擬店もずらりと並んでいます。すごい活気!

それにしても私たちが学生の頃はクレープかポップコーンあたりが王道だった模擬店も、今は全然様子が違います。カフェ顔負けのワッフルや杏仁豆腐などのかわいいお店もあれば、お好み焼きやたこ焼き、もつ煮込みやギョーザなど思わずビールが欲しくなる魅惑的なメニューも勢ぞろい。今回新潟産の豚肉を出展した「豚串」も、今流行りなのでしょうか。競合店がたくさんあるようです。

歩き回ってようやく新潟の豚串屋さん「よりなれ」を発見。白木を使った清潔感漂う外観が「おしゃれな豚串屋さん」という感じで、他店と差別化を図っているようです。女性も立ち寄りやすいイイ雰囲気です。

もちろん味もバッチリ!塩味のシンプルな味付けが新潟豚の甘み・旨みを引き立てていて、豚肉そのものの美味しさが味わえます。私たちはベンチに座ってあっという間に平らげます。
あ~ビールが欲しい・・・。

この学祭にはアルコール販売もできる一角があり、私たちは身分証明書を提示して駆け込みます。

昼に飲むビールはなぜこんなに美味しいのでしょうか。
すっかりほろ酔い気分の私たちでしたが、あたりが薄暗くなってきたことに気づき、急いで退散することに。
せっかくなので、ウン年ぶりに出身の大学にも寄ろうと思っていたのでした!

秋の夕暮れは早いです。
夜の大学は怖かった・・・。
そして夜の玉川上水は、さらに怖かった(ToT)
そういえば学生の頃も夜はこの玉川上水沿いを暗闇におびえながら走っていたことを思い出しました。

肝試し状態ですっかり酔いの醒めた私たちは玉川上水の昼と夜の姿のギャップにおびえながら、手を取り合いへっぴり腰で駅へ向かうのでした。

2008年11月26日

日本舞踊“市山流”@大宮

ブログでも紹介しましたが、今月の22日(土)・23日(日)に、埼玉県のJR大宮駅構内で「まるきた伝統空間」というイベントが開催され、以前から楽しみにしていた私は待っていました!とばかりに見学に行ってきました(*^_^*)
それというのも今年はなんと!日本全国の数ある伝統的な踊りの中から、新潟市が誇る日本舞踊「市山流」が選ばれたのです。7月に東京・表参道で初めて実物の古町芸妓を見て以来すっかりその美し
さに魅了された私は、「また会える。萌え~。」と相当不純な動機ではありますが、とても楽しみにしていたのです。
しかし今回は単に芸妓さんを見られるというミーハーな目的だけではなく、芸妓さんの本来の醍醐味であるその踊りを初めて拝見できる機会なのですヽ(^。^)ノ

少し前までは地元の新潟でも高級料亭を利用する一部のお客様だけが見ることのできた古町芸妓の踊り。でも最近では今回のような様々な企画により、より気軽に古町芸妓の踊りを見られる機会が増えてきました。芸妓さんたちも、こうして東京や埼玉など首都圏までやってきて、全国の皆さんに古町芸妓を知っていただきたい、楽しんでいただきたいと、機会あるごとに頑張っていただいています。
最盛期には日本三大芸妓の街として、京都の祇園、東京の新橋とともに並び称されていた新潟の古町芸妓。新潟市が全国に誇るべきその文化を、しっかりと守り応援していきましょう。

さて、やはり見るなら初日の初回公演、と思い会場に向かったのですが、会場に到着するとすでにすごい人だかり!
じぇ、じぇんじぇん見えない・・・(ToT)。
お父さんに肩車されている子どもがうらやましい。でも私にはこの技がありました!満員列車の中で身につけた「わずかな隙間を見つけて人間観察をする」技が。こんなことで役立つとは・・・。身体をくねらせ見つけました、わずかな隙間。

芸妓さんたちは相変わらずため息が出るほどきれいでした。お人形さんのように可愛らしい姿と、その踊り。扇子で日本海の荒海を描いたりと、その踊りは「みなとまち新潟」を存分に思い浮かべさせてくれるものでした。

今年は山形・庄内の「黒森歌舞伎」との共演だったのですが、イベントのキャッチフレーズは「山形は男前。新潟は粋な華」。
こうして他の地域の文化と比べてみると、自分たちの文化の特色がよく分かるものです。やはり新潟は「水」・「湊」・「柳」そして「女」。こんなイメージじゃないでしょうか。
力強くて男らしい黒森歌舞伎との対比がとても面白い公演でした。

来年はJR東日本さんのご協力で「新潟デスティネーションキャンペーン」が開催されます。
お米・お酒・お魚が美味しくて古町芸妓がおもてなしをする街・新潟へ、みなさんぜひ、来なってね(^v^)

2008年12月10日

とびっきりの新潟展

今年も三越日本橋本店で「とびっきりの新潟展」が開催されました。
お越しいただいたサポーターの方もたくさんいらっしゃったと思いますが、私も最終日にあそびに行ってきました。

会場には新潟の「味」と「技」が勢揃い。新潟っ子にはたまらない光景に武者震いを一つして、さっそく買い物開始です!

美味しそうな匂いと販売員さんの元気な声に誘われ最初に足を止めたのが、新潟市竹徳かまぼこさんの南蛮甘エビしんじょう。人だかりの隙間からぬっと手を伸ばし、試食品をゲット!「うんめぇ」と日本橋で口走りそうになるくらいの美味しさです(+o+)☆
甘エビの濃厚な風味、そしてこれぞ南蛮エビ!というオレンジ色。

さすが2009年の新潟デスティネーションキャンペーンのキャッチフレーズが「うまさぎっしり新潟」だけあります。
そのレベルの高さはホンモノです。

次にまた良い香りに誘われて向かった先が村上市九重園の緑茶です。
親切な店員さんが、緑茶の効能から新潟の魅力まで、丁寧に説明してくれます。この方は本当に新潟が大好きなんだなぁと感じられる話しぶりで、思わずずっと聞いていたくなった私は「実は私も新潟
もんです」とは言い出さずに、ずっと東京もんのふりをして聞き入ってしまいました(^^ゞ

まずは自分自身が新潟市を大好きになること。それが新潟市の魅力を伝える一番の方法だということをおしえていただいたような気がします。

それにしてもこの機会を生かしてしっかりと新潟への誘客につなげている店員さんの姿に感動です。新潟もんがPR下手なんていうのは、どうやらもう昔の話のようです。

次に向かったのが上越市の蒲鉾屋平八。上越に住んでいたことのある私は、あのきくらげ入りのかまぼこが大好き。

今日はエビしんじょうと蒲鉾を肴に一杯やろう(^u^)サイコー!
あとは今晩のお酒を地酒コーナーから選んで完璧☆です。
今日の我が家の食卓はまさに「うまさぎっしり新潟」。

「今日は我ながら良い買い物をしたなぁ」
満足感に浸りながら特別食堂で新潟市産の黒豚とんかつ定食をほおばる私。
ふ~っと食後のお茶を飲み干したところでふと、「味」ばかり見て「技」を見ていないことに気付きました(+o+)

食いしん坊だな、私・・・。(-_-)

反省しながら会場へ戻り、蒲鉾やら日本酒やらの重い荷物が高級品に当たらないように冷や冷やしながら新潟の「技」を見て回る私でした。

2008年12月23日

みほりょうすけライブ

先日、新潟市出身のシンガーソングライターでサポーターズ倶楽部会員の、みほりょうすけさんのライブに行ってきました。

その名も【Nude(ヌード)】。決していかがわしいライブではありません(^^ゞ今までの活動を振り返り、その軌跡をすべて見せますという趣旨で企画され、今年1年をかけて計3回にわたり開催されたスペシャルライブです。

6月にスタートして12月にラストライブでしたが、その半年の間にもみほさんが確実に成長されていることが感じられました。

プロをつかまえて失礼な話なのですが、歌も毎回上手になっていて、まるでCDを聞いているかのような安心感。中にはコンサートに行くと「あれ^^;」と思うようなアーティストもいますが、みほさんは本当に歌がうまい!です。

そして、MCが面白いです。クスッと笑いたくなるトークが満載です。全国デビューした時に「これからも新潟への思いを大切にしていきたい。」とおっしゃっていましたが、その言葉のとおり、ちょこちょこ新潟市ネタも出てきます!やすらぎ堤など、かなりジモッティーな話なので、嬉しさでもだえるのは一部の新潟もんだけかもしれませんが(^^ゞ

「新潟市出身の大物アーティスト」の卵、みほりょうすけさんを新潟もんでがっとに応援しましょう!同郷の応援はきっと大きな励みになりますから(*^_^*)

次回は2月に、今回みほさんを囲んだアーティストが勢揃いして、打ち上げ的なライブを行うそうです。
またブログでも紹介しますので、ぜひ皆さん来てみてくださいね。

さて、今年もあと数日で終わりです。
去年はノロウイルスに苦しんだ私ですが、今年は健やかに年を越したいものです(^^ゞ生ものをかなり警戒しています。

サポーターの皆さんも良い年越しをお過ごしください☆
新潟に帰省される方もいらっしゃると思いますが、新潟のおいしい料理と美しい雪景色をお互いに堪能しましょう(^^♪

そして来年は新潟にとってまさに勝負の年!『大観光交流年』です。
「食と花」「水と土」という新潟市の恵みを国内外に大いに発信し、人々が行き交う活気のあるまちを一緒につくりましょう!サポーターの皆さんの強力なバックアップをお願いします!

まずは1月4日夜8時にNHKにチャンネルを合わせてください。
大河ドラマ『天地人』のはじまりはじまり(^o^)/~~~

2009年01月13日

大観光交流年幕明け

新年あけましておめでとうございます。
今年も事務局一同よろしくお願い申し上げます。

さて、皆さんはこの年末年始をいかがお過ごしだったでしょうか。
年末ジャンボ宝くじが大当たりした!という幸運な方はいたでしょうか。事務局はビッグドリームを掴んで脱サラする者もなく、元気に全員揃っています(^^ゞ

さて、昨年はノロウイルスのおかげでとんだお正月を過ごした私でしたが、今年は体調バッチリ。健康って素晴らしいと、意気揚々と帰省をしました。

プライベートな帰省の際はよく高速バスを利用する私。学生の頃と違ってバスもずいぶん乗り心地が良くなって、しかも新幹線の半分の料金で新潟へ連れて行ってくれるのですから、皆さんも利用しない手はありませんよ(^_-)

さて、年末年始なので席は取れれば御の字、通路側でも仕方ないなと思っていたのですが、今回なんと直前にキャンセルが出たようで、一番前の、しかも助手席側の窓側が取れました!わーい。

一番前の席は足もとが広くて、他の座席よりずっと快適なんです。
年末に良いことがあったなぁ、きっと一年がんばったご褒美だなぁと眼の前の大きな車窓にはしゃぎながら、缶ビールのプルを引きます。プシュっ。はぁ、幸せ~(^u^)

そしてほろ酔いでうたた寝をしていた・・・その時!
バタン!という大きな音に、ひゃっ(+o+)と飛び起きます。

バタンっ!バタンっ!バタンっ!

私の左側でその大きな音がしています。バスも揺れています。
他の車に接触しているのか、はたまたガードレールに接触して、今まさに崖を落ちようとしているのか!!

「あわわわわ(;O;)」
状況が分からない中で、走馬灯のようにお世話になった方の顔が浮かびます。

しかし落ち着いて良く観察すると、どうやら左のドアが強風で開いてしまったようです。
今年の年末はまれに見ぬ強風。山間の、特に風の強い地帯でついにドアのわずかな隙間に風が入り込んだようです。

高速道路の走行中に車のドアが開くとこんなに怖いものかと思うくらいの恐怖です。もちろん急に停車することはできないので、まるでパニックムービーのように、直近のインターまで運行を続行します。

一番前の席で浮かれていた私は、一気に寒さと揺れのあおりを受けます。一方、後ろの座席のほうは特に混乱を来すこともなく、いびきすら聞こえてきます。

とほほ、こんなオチか・・・。一年がんばったご褒美は(:_;)?


さて、今年はいよいよ新潟にとって勝負の年、「大観光交流年」です!
越後が舞台のNHK大河ドラマ「天地人」もスタートし、大観光交流年の口火を切りました。
今年は例年以上にサポーターの皆さんの力を発揮していただく時です。
今年の終わりにはみんなで「うっしっし」と笑ってこの一年の飛躍を祝えるように、一緒に頑張りましょう。よろしくお願いいたします。

2009年01月26日

天地人

大河ドラマ「天地人」がスタートし、すでに第4話を終えました。
初回視聴率が前作「篤姫」を超える記録をたたき出し、好調な滑り出しを見せています。越後の国の子となるために、幼くして母と離れ離れとなった兼続の幼少時代・与六を演じた子役の演技が光り、初回から視聴者の心をグッと掴み、涙を誘いました(;_;)
「天地人」のテーマである「愛と義」について、さっそく母子の「愛」、そして越後の国に対する「義」という形で、視聴者に問いかけたのではないでしょうか。

幼少時代を経て大人になった兼続。運命の女性・お船も登場し、今後の展開にますます目が離せなくなってきました。ファンがファンを呼んで全国で「天地人旋風」が巻き起こるように、サポーターの皆さんのクチコミPRをよろしくお願いします。

さて、なにやら昨今「レキジョ」と呼ばれる「歴史好きな女子」が巷で急増中とのニュースを観ました。歴史好き・大河好きはおもに中高年男性、という時代は終わり、最近は女性を中心に若者にも歴史ファン・武将ファンが増えているようです。

先日新宿に「天地人<愛>カフェ」がオープンしました。
レキジョははたして本当に存在するのか、社会見学のため早速偵察に行ってきました。(^^)/

新宿南口から歩いてすぐのところに「天地人<愛>カフェ」はあります。外観はガラス張りのおしゃれなカフェ。窓側に掛かる『天地人』の黒い垂れ幕が目印ですが、場所も良いですし、天地人ファンでなくてもショッピングの休憩がてら気軽に入れるお店です。

各テーブルの上には天地人の人物相関図が描かれ、第4話にしてすでに人物関係があやしくなってきている私には大助かり。(^^ゞ
ふむふむとテーブルの上で頭の中を整理していると、「景虎、すごくいいよね。」と女性の声。

レキジョ、発見!

その女性はどうやら景虎が大好きのようで、今後の景虎の行く末についてすらすらと説明しています。それ以上言わないで~(+o+)

「これはしたり。」(使い方が違うかもしれません。)
レキジョは確かに存在するようです。

私たちは特別メニューの「天地人丼」を注文します。つやつやの新潟産のコシヒカリの上に村上の鮭・いくらがたっぷり乗った新潟風味満載の丼です。
東京生まれ東京育ちの友人は、お米がおいしいおいしいと言って食べてくれます。この顔、新潟の農家さんに見せてあげた~い!鮭も今年はあまり川に帰ってこなくて貴重なんだよ、としっかり希少価値をつ
けておきました。(^^)v

天地人カフェは来月2月14日までの期間限定オープンです。
期間中に「愛のメッセージ」を書いて応募すると、店内のプラズマビジョンで紹介されます。このカフェから愛のメッセージをたくさん発信しましょう!

2009年02月12日

中村脩-新潟の音風景

ブログでも紹介していましたが、サポーター会員で新潟市在住の写真家・中村脩さんの撮影した写真が音楽とコラボをする「新潟の音風景」というコンサートに行ってきました。

会場は東京都民教会。
普段、教会なんてなかなか足を踏み入れる機会のない私は神聖な場所に入ると思うと、「悔い改めよ。」というキリストの声が聞こえてきそうで、さまざまな悪行が蘇ります。(;O;)

受付で中村さんが撮影した写真のポストカードのプレゼントがあったのですが、2枚だけと言われながらもどれも素敵で選べず、ちゃっかり全種類頂戴しようかとも思いましたが、ここはぐっと我慢。
「良いことをしたなぁ。」と、普段の悪行がすっかり悔い改まったような気持ちで、堂々と教会の中に入ります。

中村さんは毎年ご自分の撮った写真で『萬代橋』『新潟原風景』というカレンダーを製作しています。サポーターの皆さんにも毎年プレゼントをいただいているのでもらった方はご存知かと思いますが、中村さんの撮った写真は「美しい・懐かしい・癒される」の三拍子です。

普段そこに生活しているとつい見過ごしてしまうような新潟の自然あふれる美しい風景がたくさんつまっています。日本海、夕日、田んぼ、雪、花。今はふるさと新潟を離れて暮らす元新潟もんにとっては特にタマラナイ逸品ではないでしょうか。

いただいたポストカードを見ながら、私も新潟の海に思いを馳せます。

そして照明が落ち、いよいよ開演です。
開演を伝えるかのように、心地良い篠笛の音色がシンとした教会の天井高くまで響き渡ります。
昔どこかで篠笛の音色を聞いたことがあるのか、ないのか。不思議なくらい懐かしい気持ちになります。

佐渡市在住の狩野泰一の奏でる篠笛の音色の中で眼を閉じれば、たちまち私は佐渡の浜辺をさすらう流浪人。笠を被っているのが、ポイントです。私の得意の妄想が無限に広がり始めます(^^ゞ

序章の曲ですっかり篠笛の世界に引き込まれた私ですが、次の曲からは中村さんの写真映像やピアノ演奏も加わり、篠笛だけの世界とはまた違った空間に変わります。

私も笠を脱いで、今度は佐渡の大空を舞う一羽の朱鷺になります。
仲間がいなくて寂しがっている朱鷺です。仲間がいっぱいいた昔のことを思い出しながら今はたった一羽で飛んでいる朱鷺です。
こんな想像をしていると、朱鷺の悲しみがとても他人事(鳥ごと?)でなく伝わってきます。(ToT)

言葉はなくとも音楽と映像で十分に佐渡の魅力が伝わるコンサートでした。
大地の声が、木々の声が、朱鷺の声が聞こえてくるようなコンサートでした。それは言葉よりももっと大きな力で訴えかけるものがありました。会場の誰もが「佐渡に行ってみたい!」「佐渡の自然を守りたい!」という気持ちになったのではないでしょうか。

東京公演は今回が初めてとのことでしたが、中村さんや狩野さんにはこれからももっともっと首都圏での公演を展開してほしいと切に思います。正直、チケットが取りにくくなったら嫌だなと思うくらい、お勧めです。(*^_^*)

次の機会もまたブログでも紹介しますので、ぜひ皆さん行ってみてください。絶対に後悔はさせませんヨ!

2009年02月25日

料理スタジオ@ネスパス

先日、表参道・新潟館ネスパスで新潟の食材を使って美味しいごはんをつくろう!という料理スタジオが開催されました。
講師はサポーター会員で「酒ごはんコーディネーター」という肩書きをお持ちの新倉ごまさん。

この料理スタジオは毎回大変な人気で、告知をするとすぐに定員オーバーになるそうです。
今回もあっという間に定員に達してしまい、見事に出遅れた私でしたがどうしてもあきらめきれず、「サポーター会員の活躍を拝見したい」という大義名分のもと、「見学人としてでも良いから」と強引に会場にもぐり込んだのでした。

人気の秘密の一つは、やはり講師が新倉ごまさんということでしょう。最近は某有名料理雑誌にも登場するなど、知る人ぞ知る注目株です。佐渡市出身で、新潟市にも住んでいたことがあるという、正真正銘の「新潟もん」です。若くて美人で、・・・しまいに割烹着がとても似合っちゃいます。ごまさんが登場した時に「なるほどね(*^_^*)」と納得。

そして、(私にとっての)この企画の最大の魅力は、お料理を作るのはあくまでごまさんであること。いわゆる料理教室ではないので、私たちは座ってごまさんの実演を見てお勉強するだけです。しかもごまさんが作った料理を全員で試食できちゃうんですヨ。料理苦手&食いしん坊な私にとってはまるで夢のような企画です。

今回のテーマは「海のもの」。
メニューはもずく雑炊とあごつみれ揚げの磯風味。そしてデザートにきんぴら団子付き!食材はほぼ新潟県産のものを使います。もずく、藻塩、トビウオなどなど、新潟の海の恵みを存分に味わえるメニューです。ごまさんがそれぞれの食材の特徴やオススメのポイントなどを分かりやすく説明してくださいます。

しかもごまさんは「酒ごはんコーディネーター」。
それぞれの料理に合った日本酒もしっかりおしえてくれます。たとえば揚げ物には古酒、お団子のようにもっちりした食感のものにはにごり酒など、素人にも取り入れやすい易しい知識なので、今度試してみようかなという気持ちになります。

さて、じとーっとした視線を感じたのか、見学人である私にも試食が回ってきました。食感がたまらないヘルシーなもずく雑炊とお酒のおつまみにもぴったりなあごつみれ(トビウオ)の磯風味揚げ。そして新潟県人が特に好んで食すと言われている「きんぴら」の入ったお団子。実際はごまさんが作ったのに、まるで自分が作ったように「簡単においしくできた。」と幸せな勘違いに浸ることのできる企画です。

また家でも作ろう♪と勘違いしたまま物販コーナーに向かいます。
しかし、ごまさんが特にオススメだと力説していた佐渡産の藻塩の棚がすっかり空っぽになっているではありませんか。(;O;)
あっきゃ。あわてて他の食材を死守。

でもごまさんのおかげで新潟の塩が一気に飛ぶように売れました。
ごまさん、これからも新潟の自慢の一品をどんどん紹介してくださいネ(*^_^*)

2009年03月11日

アルビレックス新潟 開幕戦

昨シーズンは12位で幕を閉じたJ1アルビレックス新潟。アルビの実力はそんなものではないよ\(-o-)/と、少し悔しい思いが残る結果となりました。

そして去る3月7日、待ちに待った2009Jリーグディビジョン1が開幕しました。アルビの対戦相手は昨季6位のFC東京。
私は、ルールもうろ覚えのへなちょこサポーターですが、アウェイでプレーする選手にとっては一人でも多くのサポーターが駆け付けたらきっと嬉しいに違いないと思い、東京の友達を一人人質にして一緒に敵地に乗り込んだのでした。

J1開幕を物語るように、会場へ向かう道は大変な混雑です。FC東京のイメージカラーである紫色を身にまとった人がたくさんいます。敵に囲まれると急に元気がなくなる私。オレンジ色を見つけると、思わず駆け寄って肩を寄せ合いたくなります。(ちなみに、アルビサポーターは皆厚着なので一目瞭然。「今、新潟から駆け付けた」感が出ていて、非常に心が温まる光景であります。)

場内に入ると、アウェイ席にはアルビサポーターが溢れんばかりに密集し、スタジアムの一角をオレンジ色に染めています。皆、声を合わせ、拳を振り上げています。数は少なくても、その存在感は明らかにFC東京席を圧倒しています。これは決して身内のひいき目ではありません。なぜなら一緒に行った東京の友達も「ちょっと感動する光景だね。」と思わず口を滑らせたくらいですから。やはりアルビサポーターは「日本一のサポーター」です(^^)v

さて、前半は両者なかなか点が入りません。昼間から飲んだビールが効いてきて、惰眠を貪ろうとした、その時!
大きな歓声が上がります。前半ロスタイムに、アルビの先制。
あわわ(+o+)見逃した~!

うたた寝で今シーズンの初ゴールを見逃すという失態を演じた自分を恥じながら、休憩時間をスタジアムの外で過ごします。スタジアムの中はまだまだ寒いのですが、外は日向で暖かく、家から持ってきた水筒のお茶が冷えた体を温めてくれます。
「おいしいね~」と遠足気分でお茶をすすっていた、その時!
スタジアムの中から大きな歓声が聞こえてきます。

・・・(-_-)。
「さっきのゴールのビデオを流しているんだね。」と言い聞かせてお茶をすすり続けますが、ちっともおいしくありません。

恐る恐る場内に戻り得点版を見ると、「2対1」。
なんと後半開始早々にFC東京が同点ゴールを決め、アルビもすかさず勝ち越しゴールを決めたようです。完全に、盛り上がりどころを見逃しました。あわ、わ(;O;)

しかし「せめて一つでも、この目でゴールを決める瞬間を見たい。」
という切なる願いが届いたのか、アルビはなんとそれから2点もゴールを決めてくれたのです!

結局、4対1の圧勝でFC東京を下し、見事に開幕戦を勝利で飾ったアルビレックス新潟。今年のアルビは強いゾ。

私も「うたた寝禁止・休憩時間厳守」をモットーに、もっと頼りになるサポーターになれるように頑張りますっ<(`^´)>
皆さんもアルビレックス新潟を応援しましょう!

2009年03月23日

プチヴェール

突然ですが、みなさんは「プチヴェール」って知っていますか?
「ベール」じゃなくて「ヴェール」なあたり、何かおしゃれなものに違いないという感じがするのですが、私はその正体を知るまではフランスからやってきた果物かスイーツかと思いましたヨ。
「プチ」という響きから、果物だったら葡萄系、スイーツだったらマカロンみたいなお菓子、はたまた・・・。そのおしゃれな「何か」をパリジェンヌが口にする姿が、まるで雑誌の1シーンのように思い浮かびます。(*^_^*)

言葉の響きだけで果てしなく想像の世界が広がった私ですが、なんとこの謎の物体「プチヴェール」の正体とは!・・・ちゃきちゃきの日本生まれの健康野菜なのでした。
新潟市の新津地区で広く栽培されている野菜で、青汁の原料であるケールと、芽キャベツを交配させて生まれた、栄養満点の野菜です。

ケールの栄養価と芽キャベツの見た目のかわいさを受け継いだ、まさに良いとこ取りのプチヴェール。
濃い緑色はいかにも体に良さそうですし、見た目がモジャモジャ頭でかわいいです。

さて、全国的にはまだまだ知名度が高いとは言えないプチヴェールですが、そのまま手をこまねいているような「新潟もん」ではありません。
この素晴らしい特産品を持て余していてはもったいないと、新津の菓子組合は立ち上がりました。
みんなで知恵を絞り工夫をして、お菓子やパンを次々と開発しました。そして今やその数8種類!
このたび満を持して、「ぷち森シリーズ」として市場にデビューしました。

そして先日、感想を聞かせてほしいとのご趣旨で、新津商工会議所さんから東京事務所へダンボールでドーン!と試食品が届きました。
ひゃっほう\(^o^)/遠慮なく、いただきまーす。

事務所のみんなで山分けすると見せかけて、実は人数分足りないお菓子は女の子だけでこっそりゲット。気づけば私のデスクの上はぷち森シリーズのオンパレード。シールになったモジャモジャ頭のキャラクターたちが「欲張ったね。」とこっちを見ています。

まずは「ぷち森まんじゅう」をパクリ。いかにも健康に良さそうな薄い緑色の皮ですが、青臭さは全く無く、しっとりしていてとてもおいしいです。しかも中の餡も地産の里いもを使用しているんですヨ。
そう言われてみれば少し粘りがあって、里いもの甘みをそのまま生かした、とっても上品な味です。
う~ん、予想を超えるレベルの高さです。

これはパクパク食べてしまうのはもったいないなぁと思うほどで、家に持ち帰ってじっくりと味わうことにしました。
チーズケーキ、シフォンケーキ、どら焼き、ベーグルなどなど、みんな文句なしの美味しさです。
恐るべし、新潟もんの底力。

そしてなんと、来月のサポーターズ倶楽部総会に、新津商工会議所さんがチーズケーキ(私の一番のお気に入り!)を試食用に持ってきてくださることになりました!
わーい、パチパチパチパチ~!(^^)!
新津商工会議所さん、ありがとうございますm(__)m

サポーターの皆さんもぜひ味わっていただいて、その美味しさを確かめてくださいね。
驚くなかれ!ですヨ。

2009年04月08日

事務局新たなメンバーご紹介

みなさん、こんにちは。
4月に入り、事務局も新たなメンバーを2人迎え、新体制でスタートを切りました!

今回はお二人から自己紹介と、突如東京に飛ばされた(!?)悲喜こもごもなエピソードを語っていただきましょう(^o^)/

まずは、事務局次長のKさん、どうぞ!

「え~、どうもこんにちは。このたび、東京事務所にまいりました事務局次長のKです。長い市役所生活で初めての単身赴任となります。まさか自分が東京勤務になるとは思ってもいませんでしたので、内示をもらってびっくりでした。中年おじさんの赴任は務まるのかなあと思いながらも、4月1日が近づくにつれ、気分はすでに東京人となっていきました。
1日に辞令をいただき2日に着任しましたが、翌3日・金曜日の夜には新潟へ帰省してしまいました。わずか1日で、寂しくて家が恋しくなったからというのではありませんよ。アルビレックス新潟のホーム・横浜戦を観戦するのと、残った雑用を整理するためでした。
首位を独走中?のアルビが勝利する瞬間を味わうべく、はるばる東京から駆けつけましたが、結果は去年のG大阪との最終戦を思い出させるロスタイムでの劇的な勝利。気分良く東京に戻ることができ、明日から頑張ろうという気にさせてもらいました。
私にとって新たな環境の中での仕事が始まりましたが、首都圏から新潟市の魅力を発信し、政令市新潟を積極的に売り込んでいきたいと思っています。皆さん、よろしくお願いします!」

次長、ありがとうございました。
次長はディープなアルビサポーターのようです。へなちょこサポーターである私に、アルビファンの熱い魂を入魂していただきたいと思います(^^ゞ

それでは次に、事務局員のK2さん、どうぞ!

「新潟市サポーターズ倶楽部の皆様、はじめまして。4月1日より事務局の一員となりましたK2です。東京での生活は学生の時以来。また、初の電車通勤、PASMOの使い方もぎこちなく、いささか緊張気味です。そのPASMOを使っての出勤初日の朝、電車を降り、通勤路を事務所にむかって歩いていると、「おはようございます」の声。その声の方に振り向いてみると道路の向こう側には工事現場の交通整理
の方が。こちらには誰もいないよと思っていると目線が合いました。あぁ、私に言ってるのかぁ。こちらもすかさず会釈して「おはようございます」とごあいさつ。ちょっとした人の温かさに少し緊張がほぐれ、これからがんばるぞ!という気持ちになりました。
至らない部分もあると思いますが、今後サポーターズ倶楽部の皆様、関係者の皆様にお世話になりますので、どうぞよろしくお願いします。」

K2さん、ありがとうございました!
「東京の人はおっかねえ」という先入観が消えたようで何よりです。私もかれこれ1年以上東京にいますが、東京の人は皆さんとてもフレンドリーです(*^_^*)恥ずかしがり屋さんの新潟もんも、大いに盗みたい部分であります。

こんな感じで事務局もフレッシュな気分でまた一年頑張ります。今年度もどうぞよろしくお願い申し上げます(^^)/

2009年04月23日

映画「降りてゆく生き方」

以前サポーターズミーティングでもテーマに取り上げた映画『降りてゆく生き方』が、ついに関東と新潟で先行上映されました!
『降りてゆく生き方』はほぼ新潟県内でオールロケされた映画で、なんと約1700人の新潟県民がオーディションを受けたという、まさに新潟の土地と人々によって作られた映画です。

ずっと公開を楽しみにしていた私は、チケットを握りしめ、関東会場となった市川市民会館へと向かいます。全席自由だったため、早めに待ち合わせて向かったのですが、会場に到着するとすでに外まで人が溢れています。私は先頭を切り、仕事中には見せない機敏な動きで、残り少ない良い席をゲットします。

900席ほどある大きな会場なのですが、チケットは午前・午後の部ともすべて完売したようです。この大きな会場が埋まるのだろうかと少し心配していたのですが、どうやらそんな心配は全く(!)無用だったようです(*^_^*)

舞台挨拶では、サポーターズミーティングにもお越しいただいた俳優の渡辺裕之さんのほか、苅谷俊介さん、大谷允保さんも登場。三者三様、違った個性を持つ俳優さんです。これは濃いキャラクターが競演する面白い内容に違いないと、開演前からワクワクしてきます。

そして映画を見終えた感想は!涙あり、笑いありのあっという間の2時間でした。人間の傲慢さ、他人と競争することの無意味さ、命の大切さ、そして自然と寄り添って生きていく社会への回帰・・・。
笑いを交えつつさまざまな「気づき」へ導いてくれる映画でした。

終演のスクロールとともに、会場からは大きな拍手が起こりました。
富を求めて上へ上へとひたすら「上っていく」生き方は間違っていたのかもしれない。自然に帰りたい、土に帰りたいという思いは、地方都市に暮らす人たちよりも大きなものがあるのかもしれません。
そう感じるほどの、大きな拍手が起こりました。

人間の命を育む水、土、米。
「降りてゆく」これからの生き方に必要なものが、新潟にはすべてあるのかもしれないゾ。会場にお越しいただいた方にそう感じていただけたなら、すごく嬉しいです。

新潟会場、関東会場ともに満員御礼だった初回先行上映。好評につき次回上映もすでに決定したようです。一緒に生き方を反省し、更生しませんか(-_-;)オススメです。

2009年05月12日

みかづきイタリアン

西武池袋本店の「味の全国逸品会」という催事に、あの!新潟もんのソウルフード・みかづきイタリアンがやってきました。
この催事は今回で第8回を迎える、毎回大人気の看板企画。全国から名だたる食の逸品が軒を連ねる中、今回は「新潟代表」という重い看板を背負って、みかづきイタリアンが堂々と初出展です。

最近めっきりと物産店慣れしてきた私。はしゃいでついついお金を落としすぎるという短所を自覚し、今回は北海道代表「花畑牧場」をはじめ数々の魅惑的な店舗の脇を耳をふさぎ目を閉じて素通り。
心を鬼にしてひたすら「みかづきイタリアン」へと突き進みます。

ありました!あの新潟もんなら誰でも馴染みのある、フォークにイタリアンがくるくるっと巻きついているみかづきのマーク。たちまちここは万代シティか、内野の「いちまん」か。タイムスリップしたような気持ちでうっとりと行列の最後尾に並ぶと、「お客様、最後尾はあちらでございます。」と店員さんの申し訳なさそうな顔。

はっと後ろを振り向くと、どうやら通路をはさんで、その先にも行列がずらっと続いています。そして「割り込んだ」私をじーっと見つめる冷たい視線・・・。

慌てて最後尾に向かう私。それにしても予想以上の人気です。並んでいる方の会話を聞いていると、どうやら「新潟のイタリアン」というのはテレビや雑誌で見たり聞いたりしたことはあるけれども実際に食べるのは初めて、という方が多いようです。ふむふむ。
私も首を長くして順番を待ちます。それにしても、今日はイタリアン出展の最終日。そして時は夕方5時。「売り切れ御免」が心配になってきます。

じっと耐えて、ついに行列の前半に昇格(!)します。さっき申し訳なさそうに最後尾を教えていただいた店員さんの「おかえりなさいませ。」という声が聞こえてきそうです。私も「ただいま戻りました。」と目で合図します。

そして貼りだされているメニューをのぞきこむと、やはり恐れていた「売り切れ御免」の札が!ホワイトイタリアンとボロニアイタリアンが売り切れています(ToT)
でも基本のイタリアンはまだ大丈夫みたいです。「はぁ、びっくりしたなぁ、もう」と胸をなでおろしたのもつかの間、今度はイタリアンの残部が気になります。

実演しているところが見える窓に張り付いて、鉄板の上で美味しそうに焼かれているイタリアンの量と行列の人数を比べます。実演していた方が私の鬼気迫った気配に気づき、「大丈夫ですよ。」という笑顔を向けてくださいます。

そして無事イタリアンをゲットした私。
う~ん、やっぱりおいしい。「B級グルメ」と称されることの多いイタリアンですが、野菜もたっぷりだし、女性にもおススメです。
そして何といっても値段が安い!イタリアンは100年に一度と言われるこの厳しい経済不況の中でも心強い庶民の味方なのです。

蓋を開けた時の生姜の香りもたまりません。「イタリアンなのに生姜!?」と、今回購入された方々がそれぞれお家で蓋を開けて驚いている様子が目に浮かび、「イタリアン」という名称と中身のギャップがまたクチコミで広まっていることだろうと、一人家で満足する私でした。

2009年06月01日

鯛車(たいぐるま)

突然ですが皆さんは「鯛車」ってご存知でしょうか?
鯛車は新潟市の巻地区に江戸時代から伝わる竹と和紙でできた郷土玩具です。その名のとおり魚の鯛の形をしていて、昔はお盆の夕暮れ時に子どもたちが鯛車の中にろうそくであかりを灯して、砂利道をゴロゴロと引いて歩いていたそうです。
なんと幻想的で風情のある光景でしょう!

その後、鯛車職人がいなくなったことなどからその伝統は一時途絶えてしまいましたが、5年前から市民有志が立ち上がり「鯛車復活プロジェクト」として、鯛車の復活と普及活動を行っています。

7月から開催される新潟市の「水と土の芸術祭」でも、なんとこの鯛車が大活躍の予感です。

アートというと、新しいものを創り出すイメージが強いですが、「水と土の芸術祭」はそれだけではありません。もともと新潟に存在していた「宝物」、しかし今までその価値に気づかずに光を当てられてこなかったもの、または時代の流れとともにその価値が見失われ人々記憶から忘れ去られようとしているもの、そんな数々の「宝物」にアートの力でスポットを当ててもう一度輝かせようよ、というものなのです。

巻地区の家庭の納戸に仕舞い込まれ不遇な時代(!?)を過ごしてきた鯛車たちも、この「水と土の芸術祭」によって何十年ぶりかに表舞台に引っ張り出され、大いにスポットを当てられる予定です。
もともと赤ら顔の鯛車たちが、全国のたくさんの人から注目されて、ポッと頬を赤らめながら街を泳ぐ姿が、今から目に浮かぶようです。

そして鯛車復活の兆しは、東京にも見え始めています。先日、表参道のネスパスでも鯛車制作教室が開かれると聞きつけ、早速見学に行ってきました。都内各地から参加者が集まり、「鯛車復活プロジ
ェクト」の若きリーダー・野口基幸さんの指導のもと、鯛車制作に挑戦です!

まずは竹の棒で鯛の骨格作りです。特に顔の部分はそれで人相(魚相)が決まってしまうので、とっても重要な部分。わが子をイケメンにするべく、みなさん納得がいくまで何度も作りなおしています。
そして徐々に鯛の姿かたちが出来始めてくると、まるで食べ終わった焼き魚の残骸のような姿に(^^ゞ

まだ骨格だけですが、それぞれ自分の鯛車に愛着が湧いてくるものです。おそらく名前を書かずに置いていても、きっとわが子を見つけ出すことができるでしょう!

参加者からお話を伺うと、旧巻町出身の方が結構いらっしゃいました。年配の男性は、やはり子どもの頃に鯛車を引いて遊んでいたそうです。やはり巻町出身の若い女性は、お父さんが旧巻町で鯛車制
作教室に参加したことがあって楽しそうだったので自分も参加したとのこと。親子2代に渡って鯛車の魅力がしっかりと引き継がれているなぁと嬉しくなるエピソードでした。

こうして老若男女の垣根を越えた人の輪が広がり、その人の数だけ鯛車が一匹、また一匹と全国に泳ぎ出していってくれたら、すてきなことだと思います。

お母さんと一緒に参加していた子どもが、退屈して見本の完成品をゴロゴロと引いて遊び始めました。

旧巻町出身だと言っていた年配の方は、昔見た光景と重なり懐かしい気持ちで眺めていたのではないでしょうか。私も近い将来こんな光景がまた新潟で見られる日がやって来ることを祈りつつ・・・鯛のお尻に魅力的な丸みを出そうと必死で竹をしならせる男性参加者たちを見守るのでした。

2009年06月06日

銀座に黒埼茶豆

銀座のビルの屋上で黒埼茶豆を育てるプロジェクトがスタートしました。
黒埼茶豆はいわずと知れた新潟市の特産品です。新潟市では数ある自慢の特産品の中から25品目を「新潟市食と花の銘産品」に指定して新潟市外への販売・PRに力を入れていますが、私の個人的な新潟市うんめもんランキングでは、この黒埼茶豆は1位、2位を争う強豪選手なのです。

黒埼茶豆は新潟もんにとってまさに夏の味覚です。子どもの頃から夏には茹でたてほかほかの黒埼茶豆をお皿に山盛りにして惜しみなく食べていたものですが、それがいかに贅沢なことであったか、東京に住んでみてよくわかります。

東京のお店で枝豆を頼むとその味気なさ、風味のなさに思わず涙がちょちょぎれそうになることも(ToT)。
東京の人はこれが「枝豆」だと思っているのかと、軽いめまいすら覚えます。

さて、この度そんな黒埼茶豆が、「銀座×新潟フレンドシッププロジェクト」の一環として、東京の真ん中・銀座で根を張ることになりました。「銀座×新潟フレンドシッププロジェクト」とは、この茶豆を植えるプロジェクトをはじめ、さまざまな企画を行うことで、新潟と銀座の街の交流を深め、銀座の街中に「新潟ファン」をどしどし増やしちゃおう!というものです。一見ミスマッチな新潟と銀座のコラボレーション!お互いの街の魅力や得意分野を持ち合わせることで、きっと何かステキなものが生まれそうな、そんなプロジェクトなんです(*^_^*)

夏の収穫に向けて、先日「銀座医院」(銀座7丁目)のビルの屋上でオープニングイベントが開催されました。曇り時々雨の空模様にも関わらず当日は身動きがとれないほどの人が集まり、床が抜けてしまうんじゃないかと少しハラハラする事態となりました(^^ゞ

当日は新潟の土地で10センチほどの背丈まで育った茶豆の苗をはるばる銀座まで運び、銀座の人々の手によって銀座の土地に植えられました。自分で植えた苗にはそれぞれ命名をして苗の脇に札を立
てます。植えた人たちがそれぞれ「親」として収穫の日まで責任を持って育てていくということです。どさくさに紛れてちゃっかり一本植えた私の苗は、その名も「与六」。

はるばる新潟から銀座へ養子入りしたまだ幼い茶豆の苗が、『天地人』直江兼続の幼少時代、与六の姿と重なったのでした。「豆」という響きも与六のつぶらな瞳とイメージがぴったりです。
与六にはドラマさながらに「わしはこんなとこ来とうはなかった。」とは言わずに、銀座の土地ですくすくと元気に成長してくれることを祈るばかりです。

でも、収穫したら食べちゃいま~す(^^♪

2009年06月22日

水と土の芸術祭 開催迫る!

いよいよ、「日本海政令市にいがた 水と土の芸術祭2009」開催まで一ヶ月を切りました。
サポーターの皆さん、パスポートの準備はできていますか?
とってもお得な「水土パスポート」は、開催日の前日(7月17日)までにご購入いただければ、前売り価格でさらにお得です!

首都圏でゲットする方法は、「コンビニエンスストア」(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルK、サンクス)か「チケットぴあ」で引換券をゲットするか、「すぐに欲しい!」という方は、新潟市東京事務所(千代田区平河町)の窓口で販売もしています。
○新潟市東京事務所アクセス
http://www.city.niigata.jp/info/office_tokyo/map.html

前売り価格はそれぞれ
・一般 2000円
・学生、65歳以上 1500円
・小中高校生 500円
です。

なお、芸術祭の「のぼり、ポスター、チラシ」の掲示にご協力をいただける方も大歓迎。
職場やご自宅の前など、人目に付く場所にぜひ掲示してください。
ご協力をいただける方はサポーターズ倶楽部事務局までご連絡をお待ちしています。
のぼりを背負って(!?)どこへでも参上いたします!

「最近やたらと目にする『水と土の芸術祭』って、何??」

あちらこちらに出現する謎ののぼりやポスターによって「水と土の芸術祭」を首都圏にじわじわと浸透させ、「なんだか気になる存在」にしていきましょう。
新潟もんの粘り強さを発揮するときです。サポーターの皆さんの草の根運動、クチコミ運動をよろしくお願いします。

そして、自ら芸術祭を見に行くぞ、という応用編な方は、「2009年度新潟市サポーターズツアー」へぜひお申し込みください。このツアーに参加すれば、自分でプランを立てなくても、芸術祭のオススメポイントへ連れて行ってもらえて、とっても楽チン。
○2009年度新潟市サポーターズツアーのご案内
http://niigata-city-sc.jp/club_info//2009/06/2009_1.html

自分の目で見て感じて、「面白いよ!」「オススメだよ!」と実体験に基づいたクチコミPRができるよう、よろしくお願いします(^o^)/

2009年07月08日

定額給付金の使い道

先日、私にも定額給付金が支給されました。
世帯主の口座にまとめて入金されると聞いていたので、くれぐれも「がめる」ことのないように釘を刺しては家族から嫌な顔をされていた私。家族をも疑うとは、お金って怖いですね(^^ゞ

「将来、年金はもらえるのか」などと悲観的なことを考えてしまうと、そのまま12000円を握り締めて銀行へ駆け込みたい気分になりますが、そこはグッとこらえ、定額給付金が支給された目的を考え、気前良くぱーっと使っちゃうのがタダシイのですね。

日本を元気にするために。
地方を元気にするために。
新潟を元気にするために!!

定額給付金は新潟で使いましょう。

というわけで、私も新潟での使い道をいろいろと考えてみました。新潟で使うとなれば新潟もんの本領発揮です。具体的な計画が次々と浮かんできます。岩室温泉に泊まるのもいいし、お寿司をたらふく食べるのもいいなぁ。古町芸妓さんの舞を観ながら料亭ディナーをするのもいいし、りゅーとぴあでたまにはS席を奮発するのもいいかも。ぐふぐふ(^u^)

楽しい想像はとりとめもなく、あれこれと悩んだ挙句、「新潟の一番好きなものに投資すればいいんだ!」と原点に戻りました。

私の「新潟の一番好きなところ」は・・・日本海です!
真っ赤に沈む夕日を魅せてくれるのも、海の幸を恵んでくれるのも日本海だからです。
日本海は私の「心のふるさと」と言っても過言ではありません。

そして私は日本海に近い、とある宿に1泊してきました。玄関を出ればすぐそこが日本海。窓から見える景色はそのまま日本海を描いた絵画のような、お宿です。

窓を開け放てば、潮の香りと寄せては引く波の音。そして、かもめの鳴き声。
横になり目を閉じて、日本海を近くに感じる幸せをかみ締めます。「癒される~(*^。^*)」

・・・どれだけ眠ったのでしょう。はっと気がつけばあたりは薄暗く、完全に夕日を見逃した私。
あっきゃ(;O;)

気を取り直して、夕食会場へと向かいます。南蛮エビ、牡蠣、あわび、サザエ、ずわい蟹などの海の幸をたらふく食べる私。すっかり機嫌が直ります(*^_^*)

まさかの大失態はあったものの、大好きな新潟の海に還元できた今回の定額給付金の使い道は、私にしてはグッドジョブだったのではないのかと、自己満足をしております。

みなさんもぜひ、思い出に残る給付金の使い方をしてくださいネ。

2009年07月21日

水と土の芸術祭、開幕

いよいよ「日本海政令市にいがた 水と土の芸術祭2009」が開幕しました。
新潟市応援団であるサポーターズ倶楽部も、7月18日のオープニングに合わせて「水土ツアー」を組み、総勢30名の大挙をなしてドドーンと!新潟へ押し寄せましたぁ(^^)/

オープニングの前日にはみなとぴあ(新潟市歴史博物館)脇の芝生広場で前夜祭が催されました。これから約半年間にわたり開催されるロングランの芸術祭。無事門出の日を迎えられたこと、そしてこれから半年間、共にサポートし盛り上げていこうという、感謝と祈りの前夜祭となりました。

かつての湊町の名残を残す水辺の広場には前夜祭を祝う人々が次々と集まり、新潟甚句や佐渡おけさなどを踊りながら、笑い、語り明かす、宴の夜となりました。

佐渡おけさの踊れない私はもっぱら屋台の買い食い専門で、茶豆や唐揚げをほおばりながら、お祭り気分に酔いしれていました。今日はビールをグッと我慢していますが、盛り上がる人たちを見ているだけで気分はハイに。(*^_^*)

そして翌日はいよいよ芸術祭の開幕です。
オープニングセレモニーが開催された新潟市美術館にはメディアの方々もたくさん集まり、大きな注目を集めながら華やかに芸術祭がスタートを切りました!
新潟市美術館に展示されている「のぞきからくり」は必見です。上演が始まると、そこはたちまち大正ロマンの世界。当時の人々が、夢中でのぞき窓を覗き込む光景がデジャブのように蘇ります。

オープニングセレモニーの後は、アート作品を巡るバスツアーの開始です!初日は5台ものバスが出たのですが、サポーターズ倶楽部のバスはなんとその「1号車」!芸術祭初日の、しかも1号車!(しつこいですけど、嬉しかったので。)映えある我らが「サポーター号」は、先頭を切って出発進行です(^J^)!

サポーター号には芸術祭実行委員長の篠田市長が同乗し、希少なニイガタ検定1級所持者(!)である市長の見事なバスガイドにより、「おぉ~」と「なるほどぉ~」と、サポーター号の乗員にとってはかなりラッキーなバスツアーとなりました\(^o^)/

バスツアーでは実行委員会の方に厳選していただいたオススメスポットを巡ったのですが、その中でも私のベストオブベストはアン・グラハムさんの「Shinohara’s House」です。典型的な日本家屋に西洋のアートが馴染み、不思議と居心地の良い空間になっています。

しかし私が一番感動したのは、作品そのものの素晴らしさだけでなく、作品へ行きつくまでの道のり、風景なのです。新潟で暮らしているとどうしても車で移動することが多く、何度もドライブをして通ったこの五ヶ浜が、少し車を降りて歩けばこんな風景が広がり、こんな小道があったのかと、今まで全く気付かなかったことに、少し愕然としました。

「新潟は見るところがない。」「新潟のまちは風情がない。」とよく耳にします。
しかし、そんなことはありません。私たちが身近な宝物に気づいていないだけではないでしょうか。今回の芸術祭は市外のお客様から新潟へあそびに来ていただくことも一つの大きな目的ではありますが、それ以前に新潟の人が新潟の素晴らしさに気付くための芸術祭でもあります。

実際、今回サポーターの方々からとても喜んでいただいたのが、2つの川の立体交差でした。新潟に住んでいると当たり前の光景が、実はとても変わっていて面白いものだったということに気付かせてもらいました。

海あり山あり田園あり。まさに新潟らしい車窓の風景にすっかり癒され、途中意識朦朧(^^ゞだった私ですが、また新潟から元気をもらい東京へ戻ってきました。

今回ご参加いただいたサポーターの皆さん、本当にありがとうございましたm(__)m
芸術祭は12月27日まで好評開催中!まだお越しいただいていない方はぜひお誘い合わせのうえ、ご来場ください。今回参加された方も、一度といわず二度三度、残りの作品を観に来てくださいネ。一緒にスタンプラリーを埋めましょう(^u^)

2009年08月07日

銀座くろさき茶豆収穫

6月に銀座のビルの屋上に植えられた新潟の夏の味覚の王様・くろさき茶豆。当初はまだ10センチほどのかわいい苗でしたが、その後40センチくらいまでにすくすくと成長し、8月7日に無事、銀座の皆さんから収穫をしていただきました。

環境の全く違う土地ではたしてちゃんと育つのかと最初はおそらく誰もが半信半疑でしたが、「虫ニモマケズ カラスニモマケズ サウイフ豆ニ ワタシハナリタイ」と、くろさき茶豆は新潟もんの意地とたくましい生命力を見せ、銀座の土地で見事に大輪の花ならず大粒の豆を実らせてくれましたぁ!(^^)!

わずか2か月余りの成長記録でしたが、思えば長い道のりでした。苗を植えてから初めて観察に行った時は、ひやひやでした。「引越しのストレスと環境の違いから、全滅しているのでは・・・。あわわ。」と恐る恐る屋上へ向かったのを覚えています。

しかし銀座の空の下、かわいい苗たちは数日前よりもほんの少しだけ背丈を伸ばして、しっかりと空に向かって成長しているではありませんか。

かわいい・・・。

収穫を楽しみにしていただいている銀座の皆さんのためにも絶対に枯らしてはいけないという重大なミッション。そのずっしりとした重みに少しよろけそうになっていた私ですが、一番プレッシャーを感じているはずの苗たちが健気に成長している姿を見て、不安も吹き飛んで行きました。そして本当にかわいいなぁと、仕事抜きで愛情が芽生えてきます(*^_^*)農家さんの気持ちが、初めて本当に分かったような気分です。

虫に喰われた葉っぱに絆創膏を貼ってあげたい衝動を抑え、カラスにキッと目で威嚇をして、初観察は終了。

その後、茶豆たちはたくさんの銀座のお父さん、お母さんたちに見守られながらすくすくと成長しました。

私の成長日記も、白い花が咲く一番かわいい時期を見逃すというまさかの大失態(-_-)!!や、産毛だらけの小さな豆の赤ちゃんを発見した時の喜び(;O;)など、悲喜こもごもな日記となりました。

そして収穫祭では、クラブのママさんたちをはじめ、“銀座の大人たち”が泥まみれになりながらのちょっとしたお祭りに。いつもはおしとやかなママたちが力一杯苗を引っこ抜いて歓声を上げたり、食べごろに膨らんだ豆を見つけて喜び合ったりと、どの顔を見ても、みんな笑顔です。
そしてもちろん、一番の笑顔は採りたて茹でたてを食べたとき!!

この夏、たくさんの笑顔をくれた茶豆たちに、ありがとう(#^.^#)

追伸(茶豆より):銀座で収穫された僕たちは、今後、松屋銀座さんのご協力で「マカロン」に変身する予定です!おしゃれに変身した僕たちに会いに来てね!

2009年08月24日

夏は清涼感をもたらす歌舞伎をどうぞ

みなさん、昨年夏に掲載した「歌舞伎観劇の巻」の、サポーターズ会員で歌舞伎俳優・澤村伊助さんについて覚えていますか?
今年も澤村さんの東京公演があるとうかがいましたので、事務所の他のメンバーを押しのけて、応援するために東京公演を鑑賞してきました。今後行ってみたい!と思っている会員の方のために突撃レポートした感想をご報告させていただきます。

ところで、歌舞伎についてみなさんはご存じですか?
私は恥ずかしながらうろ覚えだったので^_^;、ヤホー、いやヤフーで事前ににわか勉強をし(400年前からの伝統芸能などなど)、東京公演に行きました。

公演は3幕。
「菅原伝授手習鑑」、「双面水照月」、「与話情浮名横櫛」の3つで、目的の澤村伊助さんの出番は、「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」、最後の作品のお富役です。

歌舞伎初心者の私にとって、内容をよくわからないまま長い間鑑賞するのはツライと思い、会場で貸し出していたイヤホンガイド(補聴器式ガイド)をゲット!ヨシヨシこれで完璧と座席につきました。
会場は女性の方が多く、男1人で来ている人はほとんどいません。私の席の両隣も女性。少し小さくなりながらの鑑賞です。

当初、3幕で4時間は長いなーと思っていた私も、舞台で演じる役者さんの表情、表現や声に圧倒され、はじめから引き込まれるように鑑賞。イヤホンガイドだけではもの足りず、1幕目が終わると当日パンフレットも購入。休憩時間に見どころなどを事前チェックしちゃいました。

そうこうしているうちに最後の「与話情浮名横櫛」、伊助さんの出番です。大店の質屋和泉屋の一番番頭、多左衛門のお妾さん役で、はじめから登場です。男性の私から見ても女形の伊助さんは非常に艶っぽく、細やかなしぐさの一つひとつがとても女性らしく見えます。また、ちょっとしたコミカルな演技にはクスッとした笑いもおこります。「伊助!」と絶妙なタイミングで客席から掛け声も入ります。周りを見渡すとお客さん全員が舞台に集中しているように感じられました。そんな伊助さんを「ガンバレー」と心の中で応援しつつ、私自身も舞台に引き込まれ、あっという間の4時間でした。甲子園では新潟代表が決勝戦まで勝ち上がり感動をもらいましたが、澤村さんの夏の舞台からはさわやかな清涼感をいただきました。

なお、伊助さんが主役のお富を演じるこの作品、たびたび上演される歌舞伎の代表的な演目であり、たいていの人は「お富さんへ、いやさお富、久しぶりだなあ」という有名なせりふをご存じのことと思います。(せりふを聞くまでわからなかったのでお恥ずかしい話です。)

最後にただ1つ心残りだったのは、幕間の休憩時間に焦ってしまい適当に弁当を買ってしまったことです。“隣りの芝生は青い”と言いますが他の方が食べているお弁当は非常においしそうでした。作品の鑑賞だけではなく幕間の休憩時間も歌舞伎なのだということも心に刻み帰途についたのでした。

2009年09月08日

新潟フェア

今月からホテルアジュール竹芝で新潟フェアをやっています。テーマは「旬がうまい!新潟の“ごっつお”」。
新潟といえばお米とお酒。あとは何がおいしいの?とよく聞かれます。そんな時私はいつも「お魚だよ。」と答えているのですが、今回の新潟フェアはなんと「新潟野菜」にスポットを当てています。

「京野菜」や「加賀野菜」などのいわゆるブランド野菜に比べると少し地味ですが、「新潟野菜」は素朴さ、そしてバランスの良さが売りではないでしょうか。スター選手はいませんが、一つの土地でいろいろな野菜がバランスよくとれるのは、ひょっとしたら他にはあまりないのかもしれません。(だからこそ食料自給率も高いのかしら?)何といっても、だれも自分を主張しないその姿は、まさに新潟県民の姿そのものではありませんか(*^_^*)

もちろん「新鮮さ」も売りです。新潟では庭や土手で野菜を作っている人も多く、私も子どもの頃はもぎたて新鮮なトマトやキュウリを畑でガブリと食べていたものです(^u^)

「ほんとうに美味しいものは県外不出」というアジュールのパンフの文句はまさにそのとおり!畑の片隅でおいしいトマトを独り占めしている姿をまるで見られていたかのようなするどいフレーズに、思わずビクっとトマトを落としそうになります。

新潟の人が独り占めしてきた新潟野菜はアジュールさんに見い出され(見つかり)、新潟フェアで主役を張るまでになりました。パンフの表紙を堂々と飾るその姿は、これから新潟ブランドの看板を背負っていくような予感すら感じさせます。

さて、前置きが長くなりましたが、私も早速フェアに行ってきました!
和とフレンチとどっちにしようかなとじっくりと考えた結果、最近は「和食に燗」という若さに欠けたスタイルが多くなってきているので、たまにはおしゃれにと、フレンチをチョイス。

立ち並ぶ高層ビルやレインボーブリッジ、まるで海に浮かぶ蛍のような屋形船の光など、まさに絶景という東京湾の夜景を眺めながら、ディナーをいただいてきました。
素朴な新潟野菜たちは一流シェフの腕にかかり、見事にシティガールに変身していました。といっても素材の持ち味は残しつつ、野菜たっぷりの、大人に嬉しいコースです。

そしてディズニーランドの花火のサプライズ!!

幸せそうなカップルも、肩を寄せ合う負け犬2匹も、みんな夢のような東京ナイトに「ブラボー」。
アジュールさんのおかげでまたひとつ、東京の思い出づくりができました。ありがとうございました。

みなさんも機会があったらぜひ行ってみてくださいね(^_-)

2009年09月29日

大好き!トッキッキ

今月15日に第9回サポーターズミーティングを開催しました。予想を大幅に上回るたくさんの方からご参加をいただき、大変賑やかな会となりました。ぎゅうぎゅうで多少ご不便な思いをさせたかと思いますが、ご参加いただいた会員の皆様、誠にありがとうございました。

今回の私の楽しみは、トキめき新潟国体のマスコットである「トッキッキ」に会えることでした(#^.^#)トッキッキは目の周りの赤いハートマークが特徴ですが、何といってもあのまん丸いからだがかわいいです。自分がボールみたいなからだをしていますが、スポーツも大好きです。

国体のHPを眺めると、トッキッキが新潟のあちらこちらで子どもたちと握手をしたり踊ったり。新潟ではもうすっかり人気者のようです。丸いからだを一生懸命動かして活動している姿が「萌え~」で、トッキッキが東京にも来ないかな、会いたいなぁと思っていました。
そしてその気持ちが届いたのか、今回、超ハードスケジュールなトッキッキが、サポーターズ倶楽部のためにはるばる東京まで駆けつけてくれることになったのです\(^o^)/

当日は、トッキッキにはサプライズで登場してもらうため、出番まで会場後方の衝立のうしろに隠れてもらうことになりました。そのため、私も本番までトッキッキに会うことができませんでした。
衝立一枚で隔たれたもどかしさに、会いたさが募ります。

そうはいっても、本番が始まれば事務局は進行のことで頭がいっぱい。
時間はあっという間に流れ、気がつけばもうすぐトッキッキの出番です!
慌ててうしろの方を見ると、衝立からからだ半分だけを見せてスタンバッているトッキッキが!!
片目が合います。

こわっ

さすが、イベント慣れしているトッキッキ。
こちらの心配はよそにしっかり準備完了。いつでも登場できる体勢です。

そして国体のテーマソングに合わせて衝立から飛び出すトッキッキ・・・。っと、ちょっとジタバタしてる!?
・・・出口がせまくてからだが挟まっています。
しかしトッキッキはこんなことは日常茶飯事。丸いからだをよじって見事抜け出し、ついに全貌を現します。

お、大きい・・・。

想像以上に大きなからだでこちらに向かってどしどしと近づいてくるトッキッキに少し後ずさりしつつも、やっぱり近くで見ると、とっても、かわいい!!

本当は握手をしたり抱きついたりしたかったのですが、仕事中なのでぐっと我慢。
しかし事務局の役得で、誘導するふりをしてどさくさに紛れてターッチ!
「萌え~(´∇`*)」

トッキッキの登場に、会場にも大きな歓声が。
大人の方ばかりなので喜んでいただけるかどうか少し心配でしたが、思った以上に皆さんに喜んでいただけて、本当にうれしかったです。トッキッキもさぞかしはるばる東京まで来た甲斐があったかと思います。

連日の活動でお疲れ気味のトッキッキも皆さんの笑顔から元気をもらい、今ごろ国体の本番で大いに活躍していることと思います!皆さんも新潟までまたトッキッキに会いに行ってくださいね。

追伸:翌日、禁断のカバンを開けると、折りたたまれたトッキッキが。
トッキッキ・・・。
「ご苦労様。」と心でつぶやく私でした。

トッキッキ

2009年10月13日

豪農の館・伊藤邸

9月のシルバーウイークに、新潟市江南区にある越後随一の豪農の館・伊藤邸(北方文化博物館)へ行ってきました。

登録有形文化財でもあるこの建物は、米どころ新潟の江戸~明治時代の歴史と文化を現代に残している、新潟市が誇るタカラモノのひとつです。

皆様ご存知、今月からスタートしたJR東日本の新潟デスティネーションキャンペーン「うまさぎっしり新潟」。このキャンペーンのために作られた5枚組のポスターは、首都圏のJR構内などでも見かけた方も多いと思いますが、なんとその1枚がこの伊藤邸の写真です。数多くの新潟県のタカラモノの中から選び抜かれた5枚ですが、うち2枚が新潟市関連のポスターで、伊藤邸と古町芸妓が採用されています。

実は伊藤邸に行ったことのない私。事務所に貼ってあるポスターが目に入るたびに八代目・伊藤文吉さんと目が合い、後ろめたい思いで目をそらしてしまいます。やはりこちらでDCをPRする立場としては、伊藤邸を一度自分の目で見てこなくてはと、いそいそと向かったわけなのです。

早秋の新潟は実にさわやかな秋晴れで、黄金色に揺れる稲穂は収穫を待つばかり。そんなまさに新潟らしい風景を楽しみながら、伊藤邸に到着します。

敷地内に入ると新潟国体の開催を控えていたこともあり、外国の方もちらほらと見受けられます。日本人の若い団体さんもいるなぁと声をかけてみると、なんと下関から船で日本の港町を廻っている海運学校の学生さんたちでした。山口県は武家屋敷が多いので豪農の館というのは新鮮らしく、熱心に見学しています。遠く山口県で、新潟の農の暮らしというものをたくさん伝えていただければうれしいなと思いました。

さて、伊藤邸は越後随一の豪農と言われながらもどこか質素な佇まいです。広い庭園や欄の造りなど一つひとつは贅を尽くしたものですが、全体的に醸し出す雰囲気は、むしろ簡素で質素です。今よりずっと雪深かったであろう明治時代の越後。大地主であろうと農民であろうと、厳しい冬をじっと耐え、春を待つ姿はみな同じです。豪農伊藤家が農民からも慕われていたという言い伝えがぐっと実感できます。

不動産物件の見取り図を眺めて自分がそこに住むことを想像するのが大好きな私は、館見物も大好物(^u^)時代が違えばなお、想像の翼は広がります。館に一歩足を踏み入れれば、私はたちまち明治時代の伊藤家のお嬢様。しずしずと廊下を歩いたり、広い日本庭園で鯉に餌をやったり。そして当時はまだ珍しい2階の窓辺に佇み、黄金色に色付く田んぼを眺めて豊作を喜ぶのです。

しかし、同じく伊藤邸の敷地内で公開されている当時の古民家に移動すると、ニセモノのお嬢様はシンデレラのごとく庶民に戻ります。古民家は2種類あって、比較的裕福だったらしい庶民の家と、一般の庶民の家があります。特に一般の庶民の家はとても居心地が良く、あまり動かなくてもいろいろと手が届きそうな間取りがお気に入り。やっぱり私はこっちのほうが好きです(*^_^*)

そんなことで、ようやく堂々とポスターを見られるようになった私。
文吉さんも「先日はどうも。」と笑顔に見えてくるから不思議です。

DC特別企画で、「豪農の館で羽釜炊飯体験」という新潟駅発着プランもできました。新潟駅からのタクシー移動と豪農の館見学、炊飯体験がセットになったお得なプランです。みなさんもぜひこの機会に、明治時代の新潟へタイムスリップを体験してみませんか。

豪農の館・伊藤邸
豪農の館・伊藤邸(イメージ)

2009年10月30日

天神山城址

越後が舞台の大河ドラマ「天地人」。いよいよクライマックスを迎えようとしていますが、皆さん、毎回欠かさず観てますか(*^_^*)?

さて、天地人に登場する人物の中で新潟市にゆかりのある人物は、直江兼続の弟・大国実頼です。大河ドラマでは小泉孝太郎さんが演じています。現在の西蒲区域にあった天神山城(てんじんざんじょう)で城主を務めました。

先日、私も生まれて初めて天神山に登ってきました!
天地人ブームに乗って、新潟市でも今年は広く天神山をアピールしてきましたが、なかなか行く機会がなかった私。しかし、この時期は気候も一番良く、紅葉も始まっているはず。天地人の放映が終わる前には一度登っておきたいし、山登りの後には岩室温泉でのひとっ風呂というご褒美も(^u^)。しかもちょうど今は「うまさぎっしり新潟」キャンペーン開催中で、たしか岩室温泉街でも食のおもてなしをしていたような・・・。あれこれ考えると「今行かずにいつ行く!?」という気持ちになった私は、意気揚々と天神山へと向かったのでした。

天神山は200メートルちょっとの山なので、ハイキング感覚で気軽に登れて、初心者や子ども、お年寄りにもおススメですヨ(^_-)!
・・・と天地人の観光イベントがあった時などには調子良く説明していた私ですが、いざ自分で登ってみるとゼェゼェするポイントがいくつかありました(T_T)全体的には比較的緩やかな山道が続くのですが、ところどころくじけそうになるポイントが立ちはだかります。一見風情のある紅葉した落ち葉も、前日の雨で濡れていれば要注意アイテムですし、かわいいドングリの実もその丸みに足を取られかねません。山には落とし穴がいっぱいです。

しかし、天神山城址は中世の城郭跡がほぼ完全な姿で残っているので、途中、敵陣の侵入を見張った物見台(ものみだい)や、敵の攻撃から城を守るための土塁・石塁、または当時の貴重な水資源であった瓢箪池(ひょうたんいけ)など、見るポイントがたくさんあって、飽きずに歩を進めることができます。

そしていよいよ本丸が近付くと、最後の試練とばかりに急な坂です。半分よじ登るように登ると、その先にはもう本丸が見えます!私は数々の攻撃をかわし今まさに本丸に攻め込もうとしている敵陣の面持ちで本丸めがけて駆け出します。

・・・とそこには、空壕(からぼり)が!
あわわわわ(;O;)

危ない危ない。
侵入した敵陣から最後に主郭を守るための、いわば落とし穴のようなV字谷なのですが、見事に引っ掛かりまごまごとしている私を見て、連れの友人が一言「たぶん今、撃たれるね。」

おそらく槍が刺さったであろう私は、命からがら本丸に辿り着きます。

しかし頂上から見渡す越後平野はどこまでも広く、そして今は平和で、「米どころ新潟」の姿を目の当たりにできる素晴らしい光景です。
はるか昔、実頼はこの景色をどんな思いで眺めていたのでしょうか・・・。

さて、おりしも天神山城址を訪ね大国実頼に思いを馳せたその日に放映された天地人は「実頼追放」。高野山に追放されちゃいました。
しかし、実頼の上杉家や越後に対する深い想いが伝わってくる内容でした。ドラマ終盤になって、脇役の実頼をクローズアップしていただいたNHKに感謝です。

越後を愛し越後のために生きた大国実頼。
そんな人物が新潟市域で城を守っていたなんて、すごく誇らしいことだと思います。私たちはもっとこの事実を知り、誇りに思っても良いのではないでしょうか。

皆さんもぜひ一度天神山に登り、実頼やその時代に生きた越後の人々へ思いを馳せてみませんか。

2009年11月09日

うまさぎっしり新潟PRイベント@赤坂サカス

先日、赤坂サカスで新潟デスティネーションキャンペーンのイベントがあり、見学に行ってきました。会場のサカス広場には「うまさぎっしり新潟」の赤いのぼりがずらっと並び、たくさんのお客さんで賑わっていました。

収穫したばかりのつやつやの新潟県産新米はもちろんのこと、新潟の地酒からB級グルメまで、ありとあらゆる新潟の「うまい!」が集結しています。

時間はちょうどお昼ごろ。まずは腹ごしらえに何か食べよう(^u^)とぐるりとあたりと見渡します。くんくん。新潟もんのソウルを揺さぶるこの匂いは・・・。誘われるように行きついた先は「うまさぎっしり新潟横丁」コーナー。日替わりで出店している今日のお店は、煮干しのダシとたっぷりの背油が特徴の燕三条系ラーメン店です。意外と知られていない新潟ラーメンですが、東京に出てきてさらに、そのレベルの高さに確信を持っている今日この頃。まさか今日、新潟ラーメンが食べられるとは・・・と喜びに浸るのもつかの間、目の前で「売り切れ御免」の札が!!まだお昼を過ぎたばかりなのに、もう売り切れてしまいましたぁ。匂いだけ嗅がされてかわいそうな私は、代わりに新潟名物タレかつ丼をほおばります。やっぱりタレかつもおいしい(*^_^*)

・・・と、本日一番の目的である地酒の試飲タイムが近付いています!

だいぶ早めに向かったのですが、人気コーナーだけにすでに長い行列が。新潟県内全蔵元96の地酒がズラッと並ぶ光景は圧巻です。しかも無料で1人3種類まで試飲OKという太っ腹ぶり。目の前で試飲用のお酒が次々と減ってゆくのをハラハラと見守ります。やはり人気のあるお酒は全国的にも名の知れた有名どころが多いようですが、新潟もんは目の付けどころが違います。新潟の人だけが知る隠れた名酒をねらいます。たまにそのお酒を指名する方がいると、「新潟もんに違いない」と、親近感を持って熱い視線を向けます。ようやく自分の順番が回ってきて、お目当ての3種類を無事ゲット。
新潟のおせんべいを片手に、新潟のお酒をちびちび。ぷっはー。

ほろ酔いでステージイベントである「新潟元気ステージ」の新潟弁講座へ。新潟弁伝道師という異名を持つBSNの近藤丈靖アナウンサーが、新潟弁の特徴を紹介します。たとえば新潟弁は「い」と「え」の発音がはっきりしないので、「いろえんぴつ」は「えろいんぴつ」という怪しげな響きに。「新型インフルエンザ」も「新型エンフルインザ」となり、だいぶウイルスが変異しちゃった感じです。ほかにも「あちゃ」とか「あきゃ」とか、なつかしい響きに大満足。会場には新潟出身のお客さんも多く、たびたび身に覚えがありそうな笑いが起こります。最後は近藤アナが作詞(?)した「般若心経」ならず「あんにゃ(新潟弁で「長男」という意)心経」斉唱。マイクを通して新潟弁のオンパレードが東京赤坂のおしゃれな街にどこまでも響き渡ります。

大爆笑しながら、「のめしこき」とか「しゃべちょこき」という単語に途中びくっとする私でした。

2009年11月24日

とんがりキャベツ

ブログでも紹介していましたが、地方と東京を結ぶ都市型レストランプロジェクト「じもとのもん」の第1回テーマに「新潟」が選ばれ、私も見学がてら美味しい料理を食べてきました。

このプロジェクトは、東京で働く地方出身の若者が有志で集まり、それぞれの「じもと」で活躍している「じもとのもん」の生き方を知ろう、「じもと」を見つめなおそうというコンセプトのもと、立ち上がったものです。

○「じもとのもん」公式サイト http://www.jimotonomon.com/

私がお邪魔した日は、新潟市北区でおもにトマトを生産している曽我農園の3代目、そがしんいちさんがゲストの日でした。

事前に曽我さんのブログをチェックしたところ、ブログ名は『フリョウノウミン』だし、写真の顔はどれも強面だしで、少し緊張感を持って会場へ向かった私。しかし指定席に案内されると、同じテーブルには曽我さんの姿も!近い(-_-)
「夜露死苦お願いします・・・。」

しかし、実際にお話ししてみると、曽我さんは新潟もんらしく少しシャイではありますが、とても面白い方でした。

農家を継ぎたくなくてずっと海外逃亡をしていた話から、今は農業を楽しんでいるという話まで。曽我さんは苦労もすべて笑いに変えて、明るく農業を楽しんでいます。そして、伝統は守りつつも、自分なりの理想の農業も模索しています。悩んで迷ってたどり着いた、「地元で農家を継ぐ」という人生です。

新潟にこのような若者がいてくれることを、私は心からありがたく思いました。新潟の農業の未来が明るく見えました。きっとこれからもいろいろな悩みや葛藤が出てくるのでしょうが、曽我さんならきっと、時にはシュールな笑いに変えてでも、たくましく切り開いていくのだと思います。

さて、お帰りの際にはうれしいお土産が。曽我農園で穫れた「とんがりキャベツ」です!その名のとおりあたまが三角形にとんがっていて、別名「三角キャベツ」とも呼ぶそうです。私も初めてお目にかかったのですが、なんと新潟市の北区のあたりでは普通に出回っているそうです。葉がやわらかいので首都圏には出荷できないそうで、新潟市内でもほとんど出回っていないのではないでしょうか。こんなかわいい姿のキャベツがあったなんて!その存在を知られていないのが、もったいない!!

とんがりキャベツをしっかりと膝に抱いて、「どの料理も美味しかったなぁ」と帰りの電車でボーっとする私。到着してあわてて電車を降りるとき、とんがりキャベツが膝から転げ落ちます。

ゴロゴロゴロ。
他の乗客が足元に転がってきたキャベツにぎょっとします。

あわわわわ。
三角形じゃなくなる(;O;)!

丸くなったキャベツを抱いて、しょんぼりと家路を急ぐ私でした。

とんがりキャベツ
とんがりキャベツ(そがしんいちブログ『フリョウノウミン』より)

2009年12月07日

ル レクチエ

新潟市の食と花の銘産品にも指定されている西洋ナシ「ル レクチエ」が今年も解禁日を迎え、首都圏にも続々と出荷されています。

先日、東京の赤坂、渋谷、銀座で同時にル レクチエを出店し販売しましたが、私も銀座の「ファームエイド銀座2009」の会場に向かい、試食販売の支援をしてきました。

実りの秋真っただ中。
銀座の会場には新潟のル レクチエ、新米、地酒のほか、北海道や茨城など各地の美味しいものが出店しました。当日はあいにくの曇り空。一日もってくれたらいいなぁと祈りながらのスタートです。しかも出店は屋外なので、かなり寒いです。とにかく声を出して体を温めます。「新潟のル レクチエです。よろしくお願いしまーす。」

山形のラ・フランスに知名度で一歩も二歩もリードされているル レクチエ。去年もそうでしたが洋ナシというと、ほとんどのお客様から「ラ・フランス?」と聞かれます。

「いいえ、新潟のル レクチエです。」と繰り返します。悲しいかな、この決まり文句を録音テープに吹き込んでリピートしておきたいくらいです(^^ゞあまりに「ラ・フランス」という単語がお客様から出てくるので、疲れてくるとこちらも「新潟のラ・フランスでーす。」とあるまじき発言をすることも。この間違い発言が出たら疲れた証拠。奥に引っ込んで試食品を切る仕事に切り替えます。しかしこの試食品を切る仕事も、地味ですが、かなりハードな仕事なのです。かじかむ指でひたすら黙々と皮を剥きます。たまに(たびたび?)つまみ食いができるという嬉しい特典以外は、すべるル レクチエとの格闘です。早く、かつ薄く。試食品が少なくなってくるのを見ると焦ります。焦るとレクチエがすべります。去年に引き続きこの過酷な仕事を経験し、かなり皮むきの腕が上達しました(^u^)「ル レクチエ皮むき選手権」なるものがあれば、かなり上位に入賞できるのではないでしょうか…。

まだまだラ・フランスと間違うお客様が多いのも現状ですが、「新潟のル レクチエでしょ、知ってるよ。」と言ってくださる方も確実に増えています。そしてル レクチエを知っている方なら、ほぼ全員の確率で買ってくださいます。出荷量が少なく、出回る期間も短いので、偶然通りかかった方は「ラッキー」とばかりにドーンと箱買いしてくださるお客様もちらほら。

そして確信したのは、試食さえしていただければ、その美味しさは必ずお客様に分かっていただけるということ。興味がなさそうに通り過ぎようとするお客様にも一口試食さえしていただければ、「あら」という顔で急ぎ足を止めてくださいます。やはりレクチエは試食販売を地道に続けていくことが大切だなぁと実感させられました。

結局、途中で商品が足りなくなり、何度か追加で納品してもらうという嬉しい事態に。レクチエを切る腕も鳴ります。私たちはこれからも「ラ・フランスじゃないよ、ル レクチエだよ。」と伝道師のように地道に売り歩きます。いつの日か、この熾烈な洋ナシ戦争に決着がつく日を夢見て…。

ル レクチエは12月下旬までしか味わえない期間限定の高級フルーツです。お歳暮などのご贈答にも最適です。あなたの大切な人に贈りませんか。必ず、喜んでいただけるはずです。

サポーターの皆さんもクチコミでPRしてください!よろしくお願いします!

ル レクチエ
今が旬!ル レクチエ

2009年12月21日

下町散歩

みなさん、こんにちは。K2です。紅白歌合戦・・・ではないのですが、今年最後のトリを務めさせていただきます。
今年ももう1週間ほどで終わりますが、皆様の今年はいかがでしたでしょうか?インターネットで今年の10大ニュースを見ると、第1位は、政権交代で鳩山内閣発足。また、今年の漢字は「新」でした。私も4月から東京に赴任してきたので“新”でしたけど^_^;

さて、今日は「新」つながりのお話しです。
東京への赴任後、外食が多いせいか夏前には減少傾向にあった体重が、このところメタボ傾向に!?そこで、最近、休日に東京都内の散歩をはじめました(江戸の古地図と現在の地図の比較などの本が出版されていますが、その本を見ながら散歩するといった高尚なものではありません)。

まず、あまり運動していない新米散歩者にとって、散歩前のストレッチはかかせません。歩く前にアキレス腱や体を伸ばしてから歩きます。先日は、自分が住んでいる月島から門前仲町、両国経由で亀戸まで歩きました。

いつもは主に地下鉄に乗っているため、周りの風景が新鮮です。キョロキョロ見渡しながら、しかもたまに地図を引っ張り出して位置確認。ちょっと怪しい。

普段歩きなれていない散歩初心者は、昼時でもあってすぐにおなかがすきます。場所は深川。せっかくだから深川めし!とお店へ。
店員さんの言葉巧みな誘導に、駅弁で売っている深川めしでなく深川丼を選びましたが、横目でちらっと炊き込みご飯の深川めしの方がおいしそうだったりして・・・。

昼ごはんを食べた後は後半戦です。倹約家な?私は、ここが東京都現代美術館か、ふむふむ。そして両国では江戸東京博物館でその隣りが両国国技館ねと外からのみ確認。「今度来ます」と心の中で一言。そして北斎通りを錦糸町へ。錦糸町に着くと、少し遠くに建設中のスカイツリーが。スカリツリー目指して突き進めー!と、非常に興味をそそられフラフラと行きかけたのですが、またまた「今度行きます」とデジカメでパチリ。そして亀戸まで足早にラストスパートをかけ、散歩の終わりを迎えたのでした。

えっ、帰りはどうしたかって?もちろん足腰お疲れのロートルは電車で帰宅。夕ごはんもいつも以上にきっちり食べました。来年はスマートな「New K2」になりますように。

今年1年、お世話になりありがとうございました。皆様におかれましては良い年をお迎えくださるようお祈り申し上げております。
来年も、新潟市サポーターズ倶楽部、及びメルマガ「元気のおかわり」をよろしくお願いいたしますm(__)m

2010年01月15日

謹賀新年

サポーターの皆さん、あけましておめでとうございます。

「新潟市は雪がほとんど積もりません」ということを宣伝文句にしているのに、今年は大荒れの様子が全国放送で映し出されて慌てている事務局一同です。(;O;)

まぁ、12月からこれだけ降るのは実に24年ぶりということで、勘弁してください。

さて、来週19日は、首都圏で開催する大きな会合が昼と夜で2つあります。

昼は「第4回安吾賞受賞者発表会」、夜は「第6回新潟フレンズパーティー」です。

お申し込みいただいたサポーターの皆様は、それぞれの時間・会場等をいま一度ご確認いただき、お間違えのないよう、ご注意ください。
無事、皆様の元気なお顔にお会いできるのを楽しみにしています(^^)/

今年はポスト大観光交流年の、重要な踏ん張りどころの1年です。
昨年の追い風を活かしながら、さらなる勢いで新潟市の魅力をバンバンと国内外に発信していきましょう。

皆様のご協力をよろしくお願いいたします!!

2010年01月28日

元気な新潟市をPR

去る1月19日に「第4回安吾賞受賞者発表会」と「第6回新潟フレンズパーティー」が開催されました。

いずれもたくさんのサポーターの方からご出席いただきました。
大変ありがとうございました。

事務局も、準備段階から当日まで、二つのイベントが頭の中で混ざりたびたび混乱を来たす場面もあったものの(^^ゞ、皆様のおかげで無事終えることができてホッとしています。

昼に開催された第4回安吾賞受賞者発表会では受賞者である俳優の渡辺謙さんがお忙しい中会場へ駆けつけてくださいました。
すらりとスタイルが良くて、颯爽と風を切って歩く姿は、まさに国際的スターそのもの。スターの放つ強烈なオーラに、「やっぱりパンピーとは違うねぇ。」と圧倒されます。

どさくさに紛れて握手を・・・あわよくばサインも・・・いしし。
とスタッフの立場を利用してミーハーな計画を企んでいた私ですが、いざご本人を目の前にすると、もじもじしてしまい、ただ遠くから熱い視線を送るばかりです。

結局ひと言もお話しできないまま、無念の涙がちょちょぎれる思いで夜のフレンズパーティーの会場へと向かいます(ToT)/~~~

夜のフレンズパーティーでは、懇親会の中で、サポーター会員の篠笛奏者・狩野泰一さんから篠笛を披露していただきました。
以前、狩野さんのコンサートにお邪魔した時に、その感動をこの「ひとりごと」でも報告させていただきましたが、私も狩野さんの演奏を聴くのはそれ以来の機会で、とっても楽しみにしていました。

がやがやした会場に狩野さんの透き通るような篠笛の音色が響き渡り、フレンズパーティーに芸術の香りを添えてくださいました。

曲目は『朱鷺の舞』。
会場に一羽の朱鷺が舞ったような瞬間でした。

新年早々、ますます元気な新潟市を印象付けることのできた1日となりました。
今年も皆様の変わらぬサポートをよろしくお願いいたします(^^)/

2010年02月08日

ヒビチュー

今年もチューリップの季節が近づいてきました。
チューリップは「新潟市食と花の銘産品」にも指定され、毎年春には、球根の育成のために摘み取られてしまうチューリップの花首を再利用した花絵を制作・展示し、「チューリップの新潟市」を市内外で大いにPRしています。

まだまだ地元の新潟では冬真っ盛りな様子ですが、先日東京で開催されたイベント「日比谷公園の中心で妻に愛を叫ぶ~男の帰宅花作戦2010」に、いち早く新潟のチューリップがお目見えしました。これは、「愛妻(1(あい)月31(さい)日)の日」に日ごろ言えない妻への愛や感謝の気持ちを大声で叫ぼうという主旨のイベントです。
そして愛妻の日のイメージフラワーが“永遠の愛”を花言葉に持つチューリップ。今回は新潟のチューリップを提供させていただきました。
(それにしても今回初めてチューリップの花言葉を知った私ですが、可愛らしい見かけによらない意外と大人っぽい花言葉に、少しびっくりしたのは私だけでしょうか(^^ゞ)

このイベント、略して「ヒビチュー」といいます。
人気ドラマを堂々とパクった感じのイベント名と、おもわず「欧米か。」と突っ込みを入れたくなるような内容。面白そうな匂いを嗅ぎ取った私はいそいそと会場へ向かいます。

会場には予想以上にたくさんのメディアが集まり、ステージを何重にも取り囲んでいます。
ステージわきには、これから公衆の面前で妻に愛を叫ぶという、日本男児にとってはおそらく致命的ともいえる恥ずかしい行為に及ぼうとする勇気ある者たちが、緊張の面持ちで順番を待っています。

会場全体が静かな緊張感で包まれます。日本男児と大和撫子がじっと固唾を飲んで見守る中、いよいよ最初の勇者が愛を叫びます。チューリップを片手に、腰を落とし、斜め45度上の夕暮れの空に向かって・・・
「○○、愛してるよぉぉぉ!!!」

「・・・お、おおおおお!!!」
観客からは、なぜかホッとしたような歓声が起こります。

見えない厚い壁を取っ払った男性は、清々しい顔でステージを降ります。
最初の壁を破ってしまえば、あとは楽です。その後も次々と愛の言葉を叫ぶ男性たち。
なんと、新潟から駆け付けたトッキッキも登場。トッピーからキッピーへ、「君とつがいでよかったよぉぉぉ!!!」
日比谷公園が愛に満たされていきます。

よくある名前の私は出演者の妻と名がかぶり、自分の名前を絶叫されてたびたびポッとします。翌朝、最前列でうっとりとしている自分が写っていないか、慌てて各社新聞をチェックする私でした。

ヒビチュー
見よ、この勇者の姿

ヒビチュー(トッキッキ)
番外編

2010年02月23日

日本酒セミナー

先日、表参道の新潟館ネスパスで開催された「日本酒セミナー」に行ってきました。
日本酒大好きな私ですが、その種類や特徴など日本酒についてしっかりと学ぶこともせぬまま早ウン年。飲んで美味しいか美味しくないか、それだけで十分!と思っていましたが、せっかく日本人に生まれて、しかも新潟もんに生まれて、せめて基礎知識くらいは持っていたほうがいいだろうと、今さらながら勉強する気になったのです。
しかもこのセミナーは実際に地酒を飲み比べしながら楽しく学びましょうという企画。仕事帰りの時間帯にはぴったりです。(^u^)いしし。

第一回目のテーマは「日本酒の種類を知ろう」。
本醸造酒、吟醸酒、純米酒の違いや特徴などの基礎編です。また、新潟のお酒は淡麗辛口だと言われますが、この「辛口」とは味が辛いことではなく、のど越しや切れがあることをいうそうです。そんな説明を聞いていると、目の前でお預け状態になっているお酒が飲みたくてうずうずしてきます。そんな気持ちが通じたのか、講師の先生から「実際に飲んで比べてみましょう。」のうれしい一言が。ワンッ。

試飲用のお酒は6種類。まずは1番のお酒からいただきます。
やはり淡麗辛口で喉越しスッキリ!!
ところが2番目のお酒、3番目のお酒と飲み進めるも、違いがまったく分かりません。ついに6番目のお酒までたどり着きますが、やはり違いが分かりません・・・。
新潟もんにあるまじき出来の悪さです。

落ち込む私を尻目に、周りの方は次第に「これは絶対に本醸造」とか「これは生酒だね」などなど、盛り上がってきています。講師の先生も嬉しそうに正解の発表と解説をしてくださいます。どれも一番辛口だと言われればそんな気がしてくるし、一番香りが良いと言われればそんな気もしてきます。

目が死んでいる私に、先生が声をかけてくださいます。
「どうでしたか。」
「全然分かりませんでした。えへへ。」というと、先生の顔が悲しい顔に変わりました。

さっそく劣等生確定の私ですが、来月新潟で開催される「にいがた酒の陣2010」に向けて、夜な夜な腕を上げたいと思います。

「にいがた酒の陣2010」では、首都圏発着のお得な旅行商品もあります。
http://niigata-city-sc.jp/news/2010/02/2010_3.html
その頃には物知り顔で日本酒を語っている(かもしれない)私と、ぜひ会場でお会いしましょう!

日本酒セミナー

2010年03月16日

越後姫 いちご狩り

越後姫 いちご狩り

今年も越後姫のシーズンがやってきました。
越後姫は新潟市食と花の銘産品にも指定される新潟特産のいちごです。
新潟にいた頃はイチゴといえば越後姫。ぱくぱくと当たり前のように食べていたのですが、東京ではあまり流通しておらず、新潟フェアなどに行かないとなかなか手に入らないのが残念でなりません。
というのも越後姫は非常に果肉がやわらかく、県外に出荷するまでに傷んでしまうから。まさに「越後姫」という名にふさわしい、彼女はデリケートな新潟の箱入り娘なのです(*^_^*)

さて、話は変わりますが、新潟市には車を飛ばせばフルーツ狩りが楽しめる場所がたくさんあります。先日新潟に戻っていた時に、ちょうど越後姫のシーズンだったので、さっそく越後姫狩りに出かけてきました。

広いハウスの中には、甘そうに熟した越後姫が何重にも列をなしていて壮観です。そして越後姫の最大の特徴でもある濃厚で甘い香りがハウスいっぱいに充満していて、その光景と香りだけでテンション↑↑↑。
イチゴはとにかく見た目がかわいいし、食べきれないほどの赤いイチゴに満たされたこの空間はまさに「イチゴ・パラダイス」。
・:*:・☆・゚:*ヽ(゚∀゚)ノキタ--☆・゚:*・:*:・

しかし、感動してばかりはいられません。今は収穫のハイシーズンで、お客さんがたくさん。大きくて赤いイチゴを、誰よりも早く、そしてたくさんゲットしなくてはなりません。夢見る少女の目からはたちまち星が消え、たちまち鋏と籠を片手に強欲な顔になります。
取った分だけの量り売りなのですが、籠を持ったら山盛りにしたくなるのが人情です。すっかり詰め放題感覚の私の籠は、見る見るうちに山盛り一丁。

まさに「取れたて新鮮!」な越後姫をパクリ。甘くてジューシーで、みずみずしい果汁が滴ります。やっぱり越後姫は最高(^u^)
これを食べたら他のイチゴは食べられません。

周りを見渡すと、家族連れやカップルのお客さんが皆、笑顔で越後姫を囲んでいます。「おいしいね」「甘いね」と、大人も子どもも大満足の笑顔です。新鮮でおいしいものが食べられる新潟の人は本当に幸せだなぁと実感する光景です。

と、突然5歳の甥っ子が会場に響き渡るような大声で泣き出します。
「○○ちゃん(私)が僕のイチゴ、とった~~!!」

あわわわわ。
どうやら彼が大切にとっていたイチゴを私が食べてしまったようです。
一瞬、会場の幸せな空気が凍り付き、大人たちの冷たい視線がいっせいに私に向かいます。

泣き叫ぶ甥っ子をなだめながら、逃げるように会場をあとにする私でした。

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