今月からホテルアジュール竹芝で新潟フェアをやっています。テーマは「旬がうまい!新潟の“ごっつお”」。
新潟といえばお米とお酒。あとは何がおいしいの?とよく聞かれます。そんな時私はいつも「お魚だよ。」と答えているのですが、今回の新潟フェアはなんと「新潟野菜」にスポットを当てています。
「京野菜」や「加賀野菜」などのいわゆるブランド野菜に比べると少し地味ですが、「新潟野菜」は素朴さ、そしてバランスの良さが売りではないでしょうか。スター選手はいませんが、一つの土地でいろいろな野菜がバランスよくとれるのは、ひょっとしたら他にはあまりないのかもしれません。(だからこそ食料自給率も高いのかしら?)何といっても、だれも自分を主張しないその姿は、まさに新潟県民の姿そのものではありませんか(*^_^*)
もちろん「新鮮さ」も売りです。新潟では庭や土手で野菜を作っている人も多く、私も子どもの頃はもぎたて新鮮なトマトやキュウリを畑でガブリと食べていたものです(^u^)
「ほんとうに美味しいものは県外不出」というアジュールのパンフの文句はまさにそのとおり!畑の片隅でおいしいトマトを独り占めしている姿をまるで見られていたかのようなするどいフレーズに、思わずビクっとトマトを落としそうになります。
新潟の人が独り占めしてきた新潟野菜はアジュールさんに見い出され(見つかり)、新潟フェアで主役を張るまでになりました。パンフの表紙を堂々と飾るその姿は、これから新潟ブランドの看板を背負っていくような予感すら感じさせます。
さて、前置きが長くなりましたが、私も早速フェアに行ってきました!
和とフレンチとどっちにしようかなとじっくりと考えた結果、最近は「和食に燗」という若さに欠けたスタイルが多くなってきているので、たまにはおしゃれにと、フレンチをチョイス。
立ち並ぶ高層ビルやレインボーブリッジ、まるで海に浮かぶ蛍のような屋形船の光など、まさに絶景という東京湾の夜景を眺めながら、ディナーをいただいてきました。
素朴な新潟野菜たちは一流シェフの腕にかかり、見事にシティガールに変身していました。といっても素材の持ち味は残しつつ、野菜たっぷりの、大人に嬉しいコースです。
そしてディズニーランドの花火のサプライズ!!
幸せそうなカップルも、肩を寄せ合う負け犬2匹も、みんな夢のような東京ナイトに「ブラボー」。
アジュールさんのおかげでまたひとつ、東京の思い出づくりができました。ありがとうございました。
みなさんも機会があったらぜひ行ってみてくださいね(^_-)