第3回【安吾賞】受賞者に、瀬戸内寂聴さんが決定しました!
サポーターの皆さんには9月18日付けのメルマガ号外と郵便でも案内済みですが、来月6日に東京で受賞者発表会が開催されます。
皆さん奮ってご出席ください。参加申込みの締め切りは29日までです!
さて、先日横浜で寂聴さんの講演会があり、拝聴に伺いました。寂聴さんは紫式部の「源氏物語」の現代語訳で有名ですが、今年がなんとその源氏物語の1000年紀にあたるということで、今年は日本中で源氏物語が注目され、源氏物語ブームが到来しているようです。
寂聴さんも今年は各地で講演会が続き、とても多忙な日々を送っているようです。御歳なんと86歳!とてもそんな御歳には見えません。\(◎o◎)/!
寂聴さんのお話しはユーモラスで、少しシニカルで、会場は笑いが絶えません。特に「女性」というものを客観的に観察し、かつ同じ女性として同じ立場でお話ししていただけるので、男性はもとより、女性にとって特に面白くて共感の得られる内容なのではないでしょうか。
そして笑いの中にも現代人が忘れかけている「愛」の話、日本が世界に誇る「源氏物語」が実は日本人が一番読んでいないという、耳の痛い話。
本当にあっという間の講演会が終わり、最後は盛大な拍手の渦です。
女性の強さやかわいらしさをすべて持っている寂聴さん。私もこんな女性になりたいと思いました(*^_^*)
源氏物語は決して難しいものではなく、老若男女誰でも楽しめる恋愛長編小説だとおっしゃっていました。私も構えずに、気楽に読んでみようと思います。
そして質疑応答の時間には、なんと!安吾賞の話題になり!(^^)!、
「このたび私、新潟市から安吾賞をいただくことになりました!」
「安吾賞って、何?」1千人余りの観客がざわざわ。
「安吾賞とは、作品に対して贈られるのではなくて、その人がいかに反骨精神で生きているかに対してなんだけどネ。」
また会場に笑いの渦。
それは「新潟市の安吾賞が何たるか」が、1千人余りに一気に知れ渡った瞬間であり、鳥肌が立つほど嬉しい瞬間でした。寂聴さん、本当にありがとうございます。
ますます、来月の安吾賞受賞者発表会が楽しみになりました!今度はどんなお話が聞けるのかとても楽しみで、ワクワクしています。ちなみに、寂聴さんの若さの秘訣はこの「ワクワクすること」だそうですよ!