以前サポーターズミーティングでもテーマに取り上げた映画『降りてゆく生き方』が、ついに関東と新潟で先行上映されました!
『降りてゆく生き方』はほぼ新潟県内でオールロケされた映画で、なんと約1700人の新潟県民がオーディションを受けたという、まさに新潟の土地と人々によって作られた映画です。
ずっと公開を楽しみにしていた私は、チケットを握りしめ、関東会場となった市川市民会館へと向かいます。全席自由だったため、早めに待ち合わせて向かったのですが、会場に到着するとすでに外まで人が溢れています。私は先頭を切り、仕事中には見せない機敏な動きで、残り少ない良い席をゲットします。
900席ほどある大きな会場なのですが、チケットは午前・午後の部ともすべて完売したようです。この大きな会場が埋まるのだろうかと少し心配していたのですが、どうやらそんな心配は全く(!)無用だったようです(*^_^*)
舞台挨拶では、サポーターズミーティングにもお越しいただいた俳優の渡辺裕之さんのほか、苅谷俊介さん、大谷允保さんも登場。三者三様、違った個性を持つ俳優さんです。これは濃いキャラクターが競演する面白い内容に違いないと、開演前からワクワクしてきます。
そして映画を見終えた感想は!涙あり、笑いありのあっという間の2時間でした。人間の傲慢さ、他人と競争することの無意味さ、命の大切さ、そして自然と寄り添って生きていく社会への回帰・・・。
笑いを交えつつさまざまな「気づき」へ導いてくれる映画でした。
終演のスクロールとともに、会場からは大きな拍手が起こりました。
富を求めて上へ上へとひたすら「上っていく」生き方は間違っていたのかもしれない。自然に帰りたい、土に帰りたいという思いは、地方都市に暮らす人たちよりも大きなものがあるのかもしれません。
そう感じるほどの、大きな拍手が起こりました。
人間の命を育む水、土、米。
「降りてゆく」これからの生き方に必要なものが、新潟にはすべてあるのかもしれないゾ。会場にお越しいただいた方にそう感じていただけたなら、すごく嬉しいです。
新潟会場、関東会場ともに満員御礼だった初回先行上映。好評につき次回上映もすでに決定したようです。一緒に生き方を反省し、更生しませんか(-_-;)オススメです。