ブログでも紹介しましたが、今月の22日(土)・23日(日)に、埼玉県のJR大宮駅構内で「まるきた伝統空間」というイベントが開催され、以前から楽しみにしていた私は待っていました!とばかりに見学に行ってきました(*^_^*)
それというのも今年はなんと!日本全国の数ある伝統的な踊りの中から、新潟市が誇る日本舞踊「市山流」が選ばれたのです。7月に東京・表参道で初めて実物の古町芸妓を見て以来すっかりその美し
さに魅了された私は、「また会える。萌え~。」と相当不純な動機ではありますが、とても楽しみにしていたのです。
しかし今回は単に芸妓さんを見られるというミーハーな目的だけではなく、芸妓さんの本来の醍醐味であるその踊りを初めて拝見できる機会なのですヽ(^。^)ノ
少し前までは地元の新潟でも高級料亭を利用する一部のお客様だけが見ることのできた古町芸妓の踊り。でも最近では今回のような様々な企画により、より気軽に古町芸妓の踊りを見られる機会が増えてきました。芸妓さんたちも、こうして東京や埼玉など首都圏までやってきて、全国の皆さんに古町芸妓を知っていただきたい、楽しんでいただきたいと、機会あるごとに頑張っていただいています。
最盛期には日本三大芸妓の街として、京都の祇園、東京の新橋とともに並び称されていた新潟の古町芸妓。新潟市が全国に誇るべきその文化を、しっかりと守り応援していきましょう。
さて、やはり見るなら初日の初回公演、と思い会場に向かったのですが、会場に到着するとすでにすごい人だかり!
じぇ、じぇんじぇん見えない・・・(ToT)。
お父さんに肩車されている子どもがうらやましい。でも私にはこの技がありました!満員列車の中で身につけた「わずかな隙間を見つけて人間観察をする」技が。こんなことで役立つとは・・・。身体をくねらせ見つけました、わずかな隙間。
芸妓さんたちは相変わらずため息が出るほどきれいでした。お人形さんのように可愛らしい姿と、その踊り。扇子で日本海の荒海を描いたりと、その踊りは「みなとまち新潟」を存分に思い浮かべさせてくれるものでした。
今年は山形・庄内の「黒森歌舞伎」との共演だったのですが、イベントのキャッチフレーズは「山形は男前。新潟は粋な華」。
こうして他の地域の文化と比べてみると、自分たちの文化の特色がよく分かるものです。やはり新潟は「水」・「湊」・「柳」そして「女」。こんなイメージじゃないでしょうか。
力強くて男らしい黒森歌舞伎との対比がとても面白い公演でした。
来年はJR東日本さんのご協力で「新潟デスティネーションキャンペーン」が開催されます。
お米・お酒・お魚が美味しくて古町芸妓がおもてなしをする街・新潟へ、みなさんぜひ、来なってね(^v^)