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銀座に黒埼茶豆

銀座のビルの屋上で黒埼茶豆を育てるプロジェクトがスタートしました。
黒埼茶豆はいわずと知れた新潟市の特産品です。新潟市では数ある自慢の特産品の中から25品目を「新潟市食と花の銘産品」に指定して新潟市外への販売・PRに力を入れていますが、私の個人的な新潟市うんめもんランキングでは、この黒埼茶豆は1位、2位を争う強豪選手なのです。

黒埼茶豆は新潟もんにとってまさに夏の味覚です。子どもの頃から夏には茹でたてほかほかの黒埼茶豆をお皿に山盛りにして惜しみなく食べていたものですが、それがいかに贅沢なことであったか、東京に住んでみてよくわかります。

東京のお店で枝豆を頼むとその味気なさ、風味のなさに思わず涙がちょちょぎれそうになることも(ToT)。
東京の人はこれが「枝豆」だと思っているのかと、軽いめまいすら覚えます。

さて、この度そんな黒埼茶豆が、「銀座×新潟フレンドシッププロジェクト」の一環として、東京の真ん中・銀座で根を張ることになりました。「銀座×新潟フレンドシッププロジェクト」とは、この茶豆を植えるプロジェクトをはじめ、さまざまな企画を行うことで、新潟と銀座の街の交流を深め、銀座の街中に「新潟ファン」をどしどし増やしちゃおう!というものです。一見ミスマッチな新潟と銀座のコラボレーション!お互いの街の魅力や得意分野を持ち合わせることで、きっと何かステキなものが生まれそうな、そんなプロジェクトなんです(*^_^*)

夏の収穫に向けて、先日「銀座医院」(銀座7丁目)のビルの屋上でオープニングイベントが開催されました。曇り時々雨の空模様にも関わらず当日は身動きがとれないほどの人が集まり、床が抜けてしまうんじゃないかと少しハラハラする事態となりました(^^ゞ

当日は新潟の土地で10センチほどの背丈まで育った茶豆の苗をはるばる銀座まで運び、銀座の人々の手によって銀座の土地に植えられました。自分で植えた苗にはそれぞれ命名をして苗の脇に札を立
てます。植えた人たちがそれぞれ「親」として収穫の日まで責任を持って育てていくということです。どさくさに紛れてちゃっかり一本植えた私の苗は、その名も「与六」。

はるばる新潟から銀座へ養子入りしたまだ幼い茶豆の苗が、『天地人』直江兼続の幼少時代、与六の姿と重なったのでした。「豆」という響きも与六のつぶらな瞳とイメージがぴったりです。
与六にはドラマさながらに「わしはこんなとこ来とうはなかった。」とは言わずに、銀座の土地ですくすくと元気に成長してくれることを祈るばかりです。

でも、収穫したら食べちゃいま~す(^^♪

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2009年06月06日 15:07に投稿されたエントリーのページです。

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