先日、赤坂サカスで新潟デスティネーションキャンペーンのイベントがあり、見学に行ってきました。会場のサカス広場には「うまさぎっしり新潟」の赤いのぼりがずらっと並び、たくさんのお客さんで賑わっていました。
収穫したばかりのつやつやの新潟県産新米はもちろんのこと、新潟の地酒からB級グルメまで、ありとあらゆる新潟の「うまい!」が集結しています。
時間はちょうどお昼ごろ。まずは腹ごしらえに何か食べよう(^u^)とぐるりとあたりと見渡します。くんくん。新潟もんのソウルを揺さぶるこの匂いは・・・。誘われるように行きついた先は「うまさぎっしり新潟横丁」コーナー。日替わりで出店している今日のお店は、煮干しのダシとたっぷりの背油が特徴の燕三条系ラーメン店です。意外と知られていない新潟ラーメンですが、東京に出てきてさらに、そのレベルの高さに確信を持っている今日この頃。まさか今日、新潟ラーメンが食べられるとは・・・と喜びに浸るのもつかの間、目の前で「売り切れ御免」の札が!!まだお昼を過ぎたばかりなのに、もう売り切れてしまいましたぁ。匂いだけ嗅がされてかわいそうな私は、代わりに新潟名物タレかつ丼をほおばります。やっぱりタレかつもおいしい(*^_^*)
・・・と、本日一番の目的である地酒の試飲タイムが近付いています!
だいぶ早めに向かったのですが、人気コーナーだけにすでに長い行列が。新潟県内全蔵元96の地酒がズラッと並ぶ光景は圧巻です。しかも無料で1人3種類まで試飲OKという太っ腹ぶり。目の前で試飲用のお酒が次々と減ってゆくのをハラハラと見守ります。やはり人気のあるお酒は全国的にも名の知れた有名どころが多いようですが、新潟もんは目の付けどころが違います。新潟の人だけが知る隠れた名酒をねらいます。たまにそのお酒を指名する方がいると、「新潟もんに違いない」と、親近感を持って熱い視線を向けます。ようやく自分の順番が回ってきて、お目当ての3種類を無事ゲット。
新潟のおせんべいを片手に、新潟のお酒をちびちび。ぷっはー。
ほろ酔いでステージイベントである「新潟元気ステージ」の新潟弁講座へ。新潟弁伝道師という異名を持つBSNの近藤丈靖アナウンサーが、新潟弁の特徴を紹介します。たとえば新潟弁は「い」と「え」の発音がはっきりしないので、「いろえんぴつ」は「えろいんぴつ」という怪しげな響きに。「新型インフルエンザ」も「新型エンフルインザ」となり、だいぶウイルスが変異しちゃった感じです。ほかにも「あちゃ」とか「あきゃ」とか、なつかしい響きに大満足。会場には新潟出身のお客さんも多く、たびたび身に覚えがありそうな笑いが起こります。最後は近藤アナが作詞(?)した「般若心経」ならず「あんにゃ(新潟弁で「長男」という意)心経」斉唱。マイクを通して新潟弁のオンパレードが東京赤坂のおしゃれな街にどこまでも響き渡ります。
大爆笑しながら、「のめしこき」とか「しゃべちょこき」という単語に途中びくっとする私でした。