2009年04月06日
水と土の芸術祭 3ゾーンに50の作品を展示
7月18日から開催する「水と土の芸術祭」の企画発表会を、3月27日に行いました。
参加する作家は、現時点で米国やアイルランドなど外国からの参加者を含む49の個人・グループ。
アート作品を川沿いや砂浜などの屋外に展示するほか、美術館での企画展やイベントを行います。
アート作品は、新潟市内全域を
【砂丘と海のゾーン】
【田園と農のゾーン】
【川と里山のゾーン】
の3つのゾーンに分けて展示。
作品の制作は、地域の皆さんの協力を得ながら行います。
参加する作家のうち、中央区では、管懐賓(カン・ハイビン)さん(中国)が舟をモチーフにした作品を制作します。
江南区では酒百宏一さんが、色鉛筆で擦って写し取るフロッタージュという技法を用いた作品で大きな水面を表現します。
このほか、美術館や歴史博物館では、水と土に関係する展示を行い、伝統芸能や祭りなど、地域の魅力を発信するイベントや、信濃川の萬代橋周辺で船上の合唱団が歌うプロジェクトなども行います。
また、「水と土の芸術祭」のタイトルロゴとシンボルマークを発表。ロゴの文字は良寛の書体を骨格に用いています。シンボルマークは、「水」の文字と阿賀野川、信濃川が流れる様子をイメージしています。
発表会で篠田市長は「経済波及効果とともに、経済では計れない心の豊かさにつなげたい」、北川フラムディレクターは「新潟の魅力を発見し、市民の皆さんが誇りを持てるようにしたい」と語りました。
さらに、市民サポーターが「この芸術祭でいろいろなつながりを作りたい」と話し、この日参加した340人が「頑張るぞ!」と声を上げ、幕を閉じました。
★パスポート販売★
作品と企画展をすべて観覧できるパスポートの販売を始めました。
■前売価格
一般2000円
■販売場所
コンビニエンスストア、チケットぴあ、市内プレイガイド、新潟市美術館、市新津美術館、みなとぴあ、りゅーとぴあ、ほか
■問い合わせ
同芸術祭実行委員会事務局(交流推進課同芸術祭推進室内)
電話 025-226-2627
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