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2009年10月 アーカイブ

2009年10月09日

東京発着バスツアー!! 新潟の豪農と食文化を巡り、旬の食材を堪能 『食と農の観光ツアー』参加者募集!

■期間
2009年11月7日(土)~8日(日) 1泊2日
■定員
40名(最少催行人数20名)
■旅行代金(大人)
19,800円
(バス代、宿泊費、食事代、北方文化博物館入館料)
■行程
○7日(土)
東京(9:30発予定)→新潟市着→北方文化博物館(見学)→朱鷺メッセ展望台(日本海・日本一の信濃川を一望)→諸橋弥次郎農園(農家レストランでの夕食、旬の食材を使った鍋と地酒を堪能)→万代シルバーホテル泊
○8日(日)
万代シルバーホテル発→白根大郷梨中村観光果樹園(洋なし「ル レクチエ」を堪能)→石山味噌醤油味噌蔵・龜家治四郎(見学)→にぎわいマルシェ万代島(お買いもの)→東京(19:30着予定)
■旅行主催、申し込み
新潟交通株式会社 旅行販売一課
TEL 025-244-7575
FAX 025-247-9118
■協力
新潟市食と花の推進課

北方文化博物館
北方文化博物館

ル レクチエ
ル レクチエ

○詳細は新潟市食と花の推進課ホームページをご覧ください。

新潟市ならではのご当地グルメ 「タレかつ丼」お店マップ完成

新潟市発祥のご当地グルメ「タレかつ丼」が食べられる店を紹介する観光マップが完成しました。

古町から新潟駅付近までの中心部エリアと、新潟空港や新潟ふるさと村などの周辺エリアに分け、43店舗を掲載しています。

タレかつマップ

作成したのは「新潟市青年連絡会議」のメンバー5人で、その名も、上杉景勝軍ならぬ「うますぎタレかつ軍」。新潟デスティネーションキャンペーンに合わせ、全国から訪れる人に、新潟ならではの食を広くPRします。

これは、新潟市のPRや市外からの集客につながる民間が行う事業に対して、市が助成金の交付や広報活動へ支援を行う「シティプロモーション認定事業」の一つです。

「うますぎタレかつ軍」のホームページからダウンロード可

■問い合わせ 
新潟市青年連絡会議「うますぎタレかつ軍」・畠山(TEL 090-6624-3845)
新潟市交流推進課(TEL 025-226-2623)

2009年10月13日

豪農の館・伊藤邸

9月のシルバーウイークに、新潟市江南区にある越後随一の豪農の館・伊藤邸(北方文化博物館)へ行ってきました。

登録有形文化財でもあるこの建物は、米どころ新潟の江戸~明治時代の歴史と文化を現代に残している、新潟市が誇るタカラモノのひとつです。

皆様ご存知、今月からスタートしたJR東日本の新潟デスティネーションキャンペーン「うまさぎっしり新潟」。このキャンペーンのために作られた5枚組のポスターは、首都圏のJR構内などでも見かけた方も多いと思いますが、なんとその1枚がこの伊藤邸の写真です。数多くの新潟県のタカラモノの中から選び抜かれた5枚ですが、うち2枚が新潟市関連のポスターで、伊藤邸と古町芸妓が採用されています。

実は伊藤邸に行ったことのない私。事務所に貼ってあるポスターが目に入るたびに八代目・伊藤文吉さんと目が合い、後ろめたい思いで目をそらしてしまいます。やはりこちらでDCをPRする立場としては、伊藤邸を一度自分の目で見てこなくてはと、いそいそと向かったわけなのです。

早秋の新潟は実にさわやかな秋晴れで、黄金色に揺れる稲穂は収穫を待つばかり。そんなまさに新潟らしい風景を楽しみながら、伊藤邸に到着します。

敷地内に入ると新潟国体の開催を控えていたこともあり、外国の方もちらほらと見受けられます。日本人の若い団体さんもいるなぁと声をかけてみると、なんと下関から船で日本の港町を廻っている海運学校の学生さんたちでした。山口県は武家屋敷が多いので豪農の館というのは新鮮らしく、熱心に見学しています。遠く山口県で、新潟の農の暮らしというものをたくさん伝えていただければうれしいなと思いました。

さて、伊藤邸は越後随一の豪農と言われながらもどこか質素な佇まいです。広い庭園や欄の造りなど一つひとつは贅を尽くしたものですが、全体的に醸し出す雰囲気は、むしろ簡素で質素です。今よりずっと雪深かったであろう明治時代の越後。大地主であろうと農民であろうと、厳しい冬をじっと耐え、春を待つ姿はみな同じです。豪農伊藤家が農民からも慕われていたという言い伝えがぐっと実感できます。

不動産物件の見取り図を眺めて自分がそこに住むことを想像するのが大好きな私は、館見物も大好物(^u^)時代が違えばなお、想像の翼は広がります。館に一歩足を踏み入れれば、私はたちまち明治時代の伊藤家のお嬢様。しずしずと廊下を歩いたり、広い日本庭園で鯉に餌をやったり。そして当時はまだ珍しい2階の窓辺に佇み、黄金色に色付く田んぼを眺めて豊作を喜ぶのです。

しかし、同じく伊藤邸の敷地内で公開されている当時の古民家に移動すると、ニセモノのお嬢様はシンデレラのごとく庶民に戻ります。古民家は2種類あって、比較的裕福だったらしい庶民の家と、一般の庶民の家があります。特に一般の庶民の家はとても居心地が良く、あまり動かなくてもいろいろと手が届きそうな間取りがお気に入り。やっぱり私はこっちのほうが好きです(*^_^*)

そんなことで、ようやく堂々とポスターを見られるようになった私。
文吉さんも「先日はどうも。」と笑顔に見えてくるから不思議です。

DC特別企画で、「豪農の館で羽釜炊飯体験」という新潟駅発着プランもできました。新潟駅からのタクシー移動と豪農の館見学、炊飯体験がセットになったお得なプランです。みなさんもぜひこの機会に、明治時代の新潟へタイムスリップを体験してみませんか。

豪農の館・伊藤邸
豪農の館・伊藤邸(イメージ)

2009年10月19日

「千の風になったあなたへ贈る手紙」(朝日新聞社主催)作品募集

千の風になったあの人へ、あなたの思いを綴ってみませんか。

愛する家族、大切な友人や恋人、かけがえのない存在・・・。
千の風になったあの人へ、手紙を書いてください。
テーマは生と死といのち。喪失の悲しみを超えて生きる、熱い思いを綴ってください。

■選考委員
・選考委員長 新井 満(作家)
・岸 惠子(女優・作家)
・さだまさし(歌手・作家)
・俵 万智(歌人)
・一色 清(朝日新聞編集委員)
■応募資格
どなたでも応募できます。(国籍、年令、性別を問いません。)
■応募原稿
400~800字(原稿用紙2枚以内)
■応募締切日
2009年11月30日(月) 当日消印有効
■主催
朝日新聞社、朝日新聞出版
■お問い合わせ
朝日新聞社CSR推進部内「千の風事務局」
TEL 03-5540-7630(平日10時~18時)

○千の風になったあなたへ贈る手紙(朝日新聞社主催)
http://www.asahi.com/shimbun/senkaze/


【参考】「千の風のふるさと・新潟市」

多くの日本人の心をとらえた名曲「千の風になって」-。
この曲は、新井満さんが新潟市に住む
大切な知人の悲しい出来事を悼んで作った作品です。
ふるさと新潟への深い想いと友愛の心によって、
この生命と愛の感動的な物語が生まれ全国に広がりました。

新潟市では、新井満さんの全面的な協力や支援のもとに、
新潟市民と行政が協働して、プロジェクト
「千の風のふるさと・新潟市」に取り組んでいます。

○プロジェクト「千の風のふるさと・新潟市」-since2008-
http://www.city.niigata.jp/info/bunka/project_sennokaze/index.htm

2009年10月20日

新潟弁いろはかるた原画展

サポーター会員・渋谷研一さん(ID000513)から、新潟の温かくて懐かしい情報のご提供をいただきました。

佐賀から新潟へ嫁がれて20年余り、現在、新潟市を中心に活躍されているイラストレーターの栗原淳子さん。このたび、新潟ならではの日常の四季折々の風物を題材にした「新潟弁いろはかるた」を制作され、その原画の展示会を行っています。

懐かしい新潟の昭和の原風景が楽しめます。
新潟へお越しの折は、ぜひお立ち寄りください。

■期間
2009年10月17日(土)~25(日) ※21日(水)休館
■時間
11:00~17:00 ※最終日16:00終了
■場所
ギャラリーEMU‐st(エムスタジオ)
住所:新潟市江南区袋津1-3-4
★かるたの販売も行っています。 

2009年10月30日

SC会員・石堂節子さん(ID000898)からご案内 都市型レストランプロジェクト 酒場「じもとのもん」 第1回テーマは「新潟」

SC会員 石堂節子さん(ID000898)から、首都圏での新潟に関する情報提供をいただきましたのでご紹介いたします。

“東京と「じもと」をつなぐ”イベントが開催されます。

第1回目のテーマは「新潟」。
神田の「おうちダイニングバー 2DK」を貸し切りにし、その貸し切り期間中、ダイニングバーは、新潟市内をはじめ新潟の新鮮な魚野菜を存分に楽しめる酒場に早変わり。

ミニ講義などで「じもと(新潟)」で活躍している人の生き方を知ってもらい、そして参加者に「じぶん」の生き方を見つけるきっかけを提供します。

20歳代・30歳代の方はもとより、興味のある方はぜひお立ち寄りください。
詳しくは、下記、酒場「じもとのもん」公式サイトをご覧ください。

■実施期間
2009年11月9日(月)~11月13日(金) 
 18:00~23:30(LO 23:00予定) ※イベントデーのみ 19:30~22:30(予定)

<上記実施期間のうちイベントデー(ミニ講義)の日>
★イベントデーは事前予約・会費制(5,000円[税込・7品のコース料理と1ドリンク付]となります。
(お問い合わせは下記まで)
○11月10日(火) 小竹屋旅館 若大将
「奇跡の集落 <鯨波> 傾向と対策」
○11月13日(金) 曽我農園 そがしんいち さん
「そがしんいち的<じもと>ライフ 「トマトの先にみえるもの」
※曽我農園は新潟市北区の濁川地区にある農園です。

■場所
神田「おうちダイニングバー 2DK」
■イベントデーご予約
酒場「じもとのもん」公式サイト[10/19(月)~11/3(火・祝)]
http://jimotonomon.com/
■お問い合わせ
酒場「じもとのもん」 代表 石堂 節子
mail:info@jimotonomon.com

天神山城址

越後が舞台の大河ドラマ「天地人」。いよいよクライマックスを迎えようとしていますが、皆さん、毎回欠かさず観てますか(*^_^*)?

さて、天地人に登場する人物の中で新潟市にゆかりのある人物は、直江兼続の弟・大国実頼です。大河ドラマでは小泉孝太郎さんが演じています。現在の西蒲区域にあった天神山城(てんじんざんじょう)で城主を務めました。

先日、私も生まれて初めて天神山に登ってきました!
天地人ブームに乗って、新潟市でも今年は広く天神山をアピールしてきましたが、なかなか行く機会がなかった私。しかし、この時期は気候も一番良く、紅葉も始まっているはず。天地人の放映が終わる前には一度登っておきたいし、山登りの後には岩室温泉でのひとっ風呂というご褒美も(^u^)。しかもちょうど今は「うまさぎっしり新潟」キャンペーン開催中で、たしか岩室温泉街でも食のおもてなしをしていたような・・・。あれこれ考えると「今行かずにいつ行く!?」という気持ちになった私は、意気揚々と天神山へと向かったのでした。

天神山は200メートルちょっとの山なので、ハイキング感覚で気軽に登れて、初心者や子ども、お年寄りにもおススメですヨ(^_-)!
・・・と天地人の観光イベントがあった時などには調子良く説明していた私ですが、いざ自分で登ってみるとゼェゼェするポイントがいくつかありました(T_T)全体的には比較的緩やかな山道が続くのですが、ところどころくじけそうになるポイントが立ちはだかります。一見風情のある紅葉した落ち葉も、前日の雨で濡れていれば要注意アイテムですし、かわいいドングリの実もその丸みに足を取られかねません。山には落とし穴がいっぱいです。

しかし、天神山城址は中世の城郭跡がほぼ完全な姿で残っているので、途中、敵陣の侵入を見張った物見台(ものみだい)や、敵の攻撃から城を守るための土塁・石塁、または当時の貴重な水資源であった瓢箪池(ひょうたんいけ)など、見るポイントがたくさんあって、飽きずに歩を進めることができます。

そしていよいよ本丸が近付くと、最後の試練とばかりに急な坂です。半分よじ登るように登ると、その先にはもう本丸が見えます!私は数々の攻撃をかわし今まさに本丸に攻め込もうとしている敵陣の面持ちで本丸めがけて駆け出します。

・・・とそこには、空壕(からぼり)が!
あわわわわ(;O;)

危ない危ない。
侵入した敵陣から最後に主郭を守るための、いわば落とし穴のようなV字谷なのですが、見事に引っ掛かりまごまごとしている私を見て、連れの友人が一言「たぶん今、撃たれるね。」

おそらく槍が刺さったであろう私は、命からがら本丸に辿り着きます。

しかし頂上から見渡す越後平野はどこまでも広く、そして今は平和で、「米どころ新潟」の姿を目の当たりにできる素晴らしい光景です。
はるか昔、実頼はこの景色をどんな思いで眺めていたのでしょうか・・・。

さて、おりしも天神山城址を訪ね大国実頼に思いを馳せたその日に放映された天地人は「実頼追放」。高野山に追放されちゃいました。
しかし、実頼の上杉家や越後に対する深い想いが伝わってくる内容でした。ドラマ終盤になって、脇役の実頼をクローズアップしていただいたNHKに感謝です。

越後を愛し越後のために生きた大国実頼。
そんな人物が新潟市域で城を守っていたなんて、すごく誇らしいことだと思います。私たちはもっとこの事実を知り、誇りに思っても良いのではないでしょうか。

皆さんもぜひ一度天神山に登り、実頼やその時代に生きた越後の人々へ思いを馳せてみませんか。

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