去る平成20年10月25日(土)~26日(日)に行われた平成20年度サポーターズツアーにつき、ツアー女将でSC幹事の日下部朋子さん(ID000004)から報告書をいただきましたので、以下掲載します。
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サポーターズツアーのご報告
ID 000004 日下部朋子
今年も新潟市サポーターズ倶楽部の有志メンバーと秋の新潟を旅してきました。
10月25日(土)~26日(日)の2日間、爽やかな秋風の季節、また、秋の味覚が深まる新潟の旅は格別です。
今年の目玉は何と言っても、西大畑は料亭・行形亭の隣にある「旧斎藤家・夏の別邸」の見学です。滅多にない公開日に狙いをすませて行ってきました。
http://savesaito.exblog.jp/i2/
この館と庭園は、大正7年(1918年)に建てられた総敷地面積1,330坪を誇る広大な邸宅で、流石名家斎藤家と言うべき趣向のきめ細かさと、大胆な作庭で訪れる人々を魅了します。明治も終わり、寂れゆく江戸(東京)の大名屋敷の銘石をわざわざ運ばせ、また茶室の床柱には、あえて虫食いの一本を選びその自然の造形を採用したという逸話には、当時の新潟の粋人の面影を感じ、同郷人として誇らしい気持ちにさせていただきました。
この庭はお隣の行形亭の庭と西大畑公園と緑が連なり、まるで砂丘の中に忽然と現れたオアシスのようで、新潟の市街地にこのような邸宅が残されていたとは驚きです。文化資産として是非とも残していきたいところですが、資産管理会社が売却の計画を持っているとのことで、その存続が危ぶまれていると言います。新潟では有志の方が立ち上がり、その維持・保存・活用を望む署名・募金活動が始まっています。
地元の歓迎団(!)との夕食の際もその話題で持ちきりに。特別ゲストの建築デザイナー・カール・ベンクス(第2回安吾賞新潟市特別賞)さんは、「ドイツでは歴史ある建物を壊すことは犯罪になる」と話され、良い建物は人間の役に立つのだと力説されました。
もう一度行ってみたい、また誰かを連れて訪れたいと思わせる、すばらしい街の資産と思います。残してほしいものです。
2日目は、ボランティアガイドをお願いして「下町(しもまち)」歩きです。
みなとぴあを出発して、湊稲荷神社、金刀比羅神社、開運稲荷神社、日和山住吉神社、浅草観音堂、私設(!)の神社までめぐり、また、本町通14番町が誕生したヒミツ*を聞きながら、港町新潟のかつての姿を垣間見るような散策はちょっとしたタイムスリップ気分です。名ガイドのおかげで一気に「下町通」に。でもこれで、「お寺」も巡ったらとても1日では無理!
心地よい疲れを、古町9番町の「藪蕎麦」で熱々のピリ辛鳥そば(新作)と直江兼続ビールで癒し、旅を終了しました。
今年も秋の新潟を堪能しました。歓迎してくださった皆様、ありがとうございました。また近いうちにお会いしたいです!
*ヒミツは、新潟に行って直接ガイドさんに聞いてください!